2018.06.24 本日の試合
本日のU-18北部支部リーグ3部vs深谷第一高校Bは0-4で負けました。

1年生のU-16vs桶川高校は0-1で敗退しました。

負けはしましたが、前節より確実に成長している彼らを感じました。

球際の一歩目の速さやボールを奪う時の足の出し方など、この2ヶ月での成長を感じました。

また、座学で学んできた戦術の成果も所々で感じました。

監督の山田も「2年後の選手権の予選の時に力を発揮できるように力を積み上げて行こう」と話していました。

周りの大人が長い目で見守ってくれている彼らは必ず2年後に力を発揮してくれるはずですし、そうなると信じています。

これから益々戦術の勉強をして夏休みの終わりの頃には劇的に変わっている彼らを見るのが楽しみです。

明日からは期末考査1週間前でオフになりますので、切り替えて勉強をしっかりやって、サッカー部員の文武両道ぶりを示してほしいです。

2018.06.23 ざるに水
今日の授業中に「ざるにに水を注ぐような勉強をするな」と話しました。

勢いよく水を注げば、ざるでも水を満たすことができますが、すぐに流れ出てしまいます。

定期考査の前に教科書ガイドやワークブックに書いてあることを丸暗記しても、何も残らないと話しました。

授業の後に、期末考査に出題予定の読み物の訳し方について女子2人が質問に来ました。

訳し方となぜそう訳すのか説明した私に、1人の子が「先生、今回、和訳が配られていないから大変ですけど、この方がいいかもしれません。自分で必死に辞書を引いて訳そうと努力しますから」と嬉しいことを言ってくれました。

私は彼女らに「君たちが今やっていることはざるの目を小さくしたり、ざるの目を埋める作業だと思うんだ。自分で苦労して訳そうとして頑張った結果、水をたくさん注がなくても、溢れないから水が溜まっていく。それが知識となって次の勉強に活かされる」と話しました。

その後に児玉高校に移動してハーフタイムにサッカー部員にもざるの話をしました。

「山田先生がいくら君たちに戦術の話を注ぎ込んでも、君たちが考えて、指示の声を出したりしてざるの目を小さくする作業をしないとダメだ」といった内容の話をしました。

本庄高校の生徒は大人しく素直です。でも、自分を出そうとしません。監督の山田が「声を出して自分のところにパスが来なかったら、『何で出さないんだ』と怒鳴るくらいが普通だと思うのに、この子たちは要求する声すら出さないのは何でなんでしょう?」と疑問を呈していましたが、ふだん、大人しく高校生活を送っている彼らが、ピッチ上だけで自分を出すのは難しいことなのかもしれません。

私自身、優等生で先輩に全くたてつかなかった中学時代は、試合中にほとんど先輩に向かって指示を出せませんでした。高校生になってからは、学校全体の雰囲気もサッカー部もともに、たとえ後輩であっても言いたいことを言う空気がありました。ですから1試合終えると声が枯れてしまうことがありました。

学校の空気が変わったらサッカー部が変わるのか、サッカー部が変わり、学校全体に影響を与えて活発な空気が醸成されるのか、後者に期待しています。

2018.06.23 本日のU-18
本日のU-18北部支部2部リーグvs熊谷高校Bは2-1で勝利しました。

2点とも素晴らしいパス交換から得点することができ、確実に攻撃の形はよくなってきました。

ただ、試合中に声が出ないのは致命的で、特に、ディフェンス時に指示の声が出せれば簡単にボールを奪えるシーンで、声が出せないために突破を許してしまうことが何度かありました。

攻撃は阿吽の呼吸でいい形を作っていますが、守備ではそうはいきません。

静岡遠征の時はあんなに声が出て活気があったので、また夏合宿で一発芸をやる必要があるのではないかと思ってしまいました。

試合が終わってすぐにトンボ返りして学校に戻り、校舎内でトレーニングしていた生徒に、1年生にやらせたことのあるコーディネーショントレーニングをさせたところ、不格好なフォームでしかできない生徒が多いのに驚きました。

まだまだやれべきことが多いと感じました。

1年生は、校舎内のトレーニングの後に、サッカー戦術(英語版)の勉強をしました。

回を重ねる毎に英語に対する意識が高まっていく彼らが頼もしく思えました。

明日のU-16の試合で、今日勉強したことが役に立ったら最高です。
2018.06.23 今週末の予定
本日は土曜授業がある日ですが、U-18北部支部2部リーグメンバーは、13:00から児玉高校にて熊谷高校Bと対戦します。

明日は3部リーグvs深谷第一高校はアウェイの深谷第一高校で10:00キックオフです。

U-16の第2節vs桶川高校は、農大三高で15:00キックオフです。

期末考査に向けて生徒たちはサッカーだけでなく、勉強も頑張っています。

私が担当しているクラスでは、小テストで毎回サッカー部員が8割以上得点し「サッカー部はよく勉強をやっている」と他の部員から思われています。

サッカー部発で学校全体が文武両道になることを期待しています。
2018.06.22 股関節伸展
今日、1年生のキックを見ていて、お尻を後ろに突き出すように蹴っている子が多かったので、もっとへそを前に出しながら、重心を前に移動させて蹴るようにアドバイスしましたが、なかなかコツが掴めなそうでしたので、椅子を2脚用意して、その上に1人の生徒を仰向けに寝かせ、腰のあたりが宙に浮くようにさせて、その上に他の生徒が座っても耐えられるに力を入れさせ、後ろの筋肉を使っていることを確認してから、今度は「軸足の股関節を伸展させながら、重心が前に行くように」とアドバイスしましたら、かなり良くなりました。

この蹴り方ができると、軸足の50cm前にあるボールを、軸足を置き換えないで蹴れるようになります。その結果、相手に読まれづらくなり、インターセプトされる確率が低くなります。

ワールドカップの試合を観ながら、同じような蹴り方をしている選手を見つけられたら上手くなるのがより早くなるのだと思います。

2018.06.21 観る目
今日、怪我をして練習を見学している1年生と話をしていた時、彼が「ワールドカップで外国の選手ができる動き方が何で日本人にはできないんですか?」と聞いてきました。

1995年にブラジルに浦和の高校生を連れて行った時に、どうしたらブラジル人のようなしなやかな動きができるか元セレソン(ブラジル代表)のlコーチに質問しましたら、「サンバ踊れるか?」と質問されましたので、「踊れません」と応えましたら、「じゃあ、無理だ」と言われました。

その時は「何を言っているんだ?」と思いましたが、今思うと、サンバは筋力でなく地面反力を利用しないと踊れませんし、自然と井桁崩しといった上半身を柔らかく使った重心の移動をサンバを踊ることによって身につけることができます。

ブラジルだけでなく他のチームにもしなやかに素速く動く選手はいます。

今までは、何となく凄いと思って見ていた選手が、なぜ凄いのか分析して見ることができるようになった彼は、それだけでも上手くなる可能性が格段に高まると思います。

ただサッカーの練習をするのではなく、好奇心を持って、今までできなかったことができるようになる達成感を得られる彼らは勉強も同じように取り組むようになるのではないでしょうか?

2018.06.20 2vs2
本日はグランドコンディション不良のため室内で練習を行いました。

1年生は、英語で書かれた戦術の本を用いてサッカーの勉強をしました。帰りがけに「今日は俺たち8時間授業だ」と叫んでいる生徒がいましたが、かなり集中していて、いい雰囲気でした。

今日は2vs2の勉強をしましたが、「ball watcherはball followerになりがち」と本に書かれていました。

昨日の2vs2の練習中に、まさしく同じことをアドバイスしました。

ボールが自分のマークする選手に向かって動いている間にアプローチしたDFが、ボールを受けようとしているFWの選手がボールを止めずにワンタッチではたいてワンツーをすると、はたかれたボールの方につい一歩踏み出してしまい、裏を取られてしまうことがよくあると話しました。

強いチームは、このball watcherの習性を利用するかのようにワンタッチでパス交換をしながら裏を取ろうとします。

メッシ一人でドリブル突破を図るアルゼンチンより、スペインのようにパス交換を繰り返しながら、ball watcherをball followerにさせてしまうサッカーに魅力を感じます。
16年前のワールドカップは、埼玉スタジアムで行われた4試合の運営をしていました。

あの時にカメルーンの選手のふくらはぎと腿前の筋肉の無さを見て、「エメルソンと同じだ」と思いました。

あの時、速く走るためには腿前とふくらはぎではなく、腿裏が大事だと確信しました。

当時おそらくまだ10代だったブラジルのカカ選手を間近で見ましたが、決して筋骨隆々ではありませんでした。

数年後、クラブW杯浦和レッズvsACミランの試合を横浜まで見に行きましたが、左サイドでカカ選手が快足DFの坪井選手をドリブルでいとも簡単に置き去りするのを目の当たりにし、スピードの質の違いを感じました。

この16年で、少し一流選手の速さの理由が分かってきました。
将棋の永世7冠の羽生善治氏の著書『簡単に、単純に考える』の中で、ラグビーの故平尾誠二氏が羽生氏との対談で「とかく評価したがる人間は、すぐに結果を欲しがるタイプでもあって、今やっていることが何年後かには実ってくるんだという視点で物事を見なかったりする。新しいことをやってもすぐに結果が出ないと、それは失敗したと結論づけたりするでしょ」と語っています。

それに対し羽生氏が「新しい手を最初に指すのは、勝負として損していることが多いんですよ。むしろ誰かにその手をやってもらって、しばらく様子を見てある程度の確信をもったうえでやったほうが確実なんですが、そんなことを棋士全員が始めたら、将棋そのものがつまらなくなるし、考える楽しみみたいなものもなくなるし、ハッとするような手も少なくなるような気がするんです」と語っています。

サッカーも似ています。昨日の試合で「おお!」と思わず声を上げたくなるようなプレーをする子がいましたが、おおよそ、そのような創造的なプレーには、周りが反応できないので、上手くいかないことが多いです。

創造的なプレーが複数シンクロした美しいサッカーで勝つのが理想ですが、ワールドカップでそのサッカーに一番近いのは、スペイン代表だと思います。

本庄高校サッカー部も、スペイン代表のようにボールを動かしながら考えてプレーするサッカーを目指していますが、新しいことをやってもすぐに結果は出ません。

幸い、本庄高校サッカー部は、サッカー名門校ではありませんので、すぐに結果を求めてくる親御さんやOBの方がいらっしゃらないので、新しいことにチャレンジし易い環境にあります。

「本高スタイルで勝つ」のには少し時間がかかるかもしれません。

少しでも早く強くなるように、日々、我々顧問はサッカーや体の仕組みの勉強に取り組んでいます。

生徒も前向きな子が多いので、夏休みを越えたら、チームは大きく化けると信じています。

先の勝利にこだわらず、長い目で見守って応援をしていただけたら幸いです。
2018.06.17 本日の結果
本日のU-18北部支部2部リーグvs松山高校Bは、前半1-1、後半0-1で1-2で敗退しました。

ボールを回しながら崩して攻めるも、ラストパスやシュートの精度に欠け、攻めあぐねているうちにFKを与え、25m以上ある距離から直接決められてしまいました。

生徒たちにも言いましたが、ファールをする前の局面で指示を出して守っていたら問題なくボールを奪取できたはずです。まだまだコーチングが身体に染み付いてないのだと感じました。

また、後半の2失点目は、ロングボールに対し、味方同士でぶつかってこぼれたボールを決められてしまいました。

これも「オッケー!」と大声を出して競っていたら何も起こらなかったはずです。

W杯のアイスランドvsアルゼンチンの解説者の岡田武史氏が「ロングスローのボールのように滞空時間が長いボールを見入ってしまって自分のマークを外してしまったりすることがよくある」と話されていましたが、私も部員たちに「ゴロだとチャレンジ&カバーを忘れなのに、なぜかボールが空中にあると、横にいる味方がヘッドの競り合いをしている時にカバーに行かずに競り合いを見てしまうことがあるから気をつけるように」と話すことがありますが、ボールが高く上がったら要注意だと感じて次に活かしてほしいです。

崩されての失点と違い、2失点とも相手を勇気づけるのに十分でしたし、こちらはガックリする失点でした。こういうことがあるのがサッカーですから、この失敗を次の成功に繋げてもらいですね。

しかしながら、監督の山田がハーフタイムに話したように、ボールの動かし方はかなり上達してきました。見ていてとても楽しいサッカーです。

その点においては彼らは自信を持っていいと思います。

帰りがけに山田が「深谷戦の時のように試合中、僕がずっと声をかけて集中させれば勝てるのでしょうね。でも、彼ら自身が考えてここを乗り越えなきゃダメですよね?」と言ってきましたので、「うん。そう思う。自分も3部リーグの小川高校戦でずっと声を出して勝たせようと思ったけど、それをやり続けても彼らの成長はないから反省している」と応えました。

3部リーグのvs秩父高校は、0-6で敗戦です。

23日(土)は、北部支部2部リーグvs熊谷高校Bが児玉高校で行われます。13:00キックオフです。

翌24日(日)はU-16vs桶川高校が農大三高で行われます。こちらは15:00キックオフです。

期末考査前のオフに入る前の試合に勝利して、気持ちよく切り替えて勉強できるといいですね。