2018.08.04
元気、呑気、根気、活気等「気」がつく言葉が日本語には多いですが、「気がつく」、「気がきく」、「気がまわる」はサッカー選手にとって大事な言葉だと思っています。

昨日、育英高校グラウンドに用意された控え室の状態を見て、尊敬する畑喜美夫先生が監督をされている広島の安芸南高校の整理されている部室の写真を見せながら「強いチームはキチンとしている」とアドバイスしました。

また、前橋Jr.との試合後にマネージャーが1人でコップを洗ったりしているのを見て、誰かが手伝ってあげれば早く帰れるのにと思っていましたら、数人が手伝い始めました。気がきく子が何人かいました。

浦和市立高校時代、その後Jリーガーになった堀之内聖は、毎試合後、1番体を張って泥だらけの体で、マネージャーの持つ重い荷物を持ってあげたり、仕事を手伝っていました。

マネージャーたちが「いつも堀くんが手伝ってくれるんです」と言っていました。

さすがに3年生になっても率先して動く彼に「下級生に任せたら」と声をかけたら「そうですかね」と笑っていました。

また、1年生がいつも控え室代わりに使用していた美術室前の状態が汚いと注意された際に「何で去年は1度も注意されなかったんだ」と聞きましたら、「去年は最後に堀が必ず掃除してましたから」とある生徒が言っていました。

彼が卒業する際に下級生に向けて最後のスピーチをした時は、後輩たちの殆どが涙を流しながら聴いていました。

彼の日頃の行動を見て、後輩たちは尊敬していたのだと思います。本庄高校サッカー部からも彼のような選手が出てくれるといいですね。

1年生は夏休み中に合宿がないので、本来、合宿で先輩を見て学ぶことを学べずに終わってしまいますので、このフェスティバルの中で少しずつ覚えてもらいたいと思っています。

彼らは素直ですから、このフェスティバル明けに、1年生がいつも控え室代わりに使用している通路が整理整頓されているはずです。
本日の北部3部リーグの試合開始時間も11:10頃に変更になりました。
2018.05.16 resilience
体育祭のクラスTシャツの背中に入れる名前を何にするか生徒に聞かれ、名前ではなく「resilience」という言葉を入れてもらうようにお願いしました。

resilienceとは、回復力とか復元力とか立ち直る力という意味で、最近お気に入りの言葉です。

先日、NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』という番組に、本田圭佑選手が出演して、彼は自分のことを「追い込まれれば追い込まれるほど力を発揮するのが本田圭佑だ」と話していました。

まさにMr. resilienceのような男だと感じました。

彼は「プロフェッショナルとは?」と聞かれ、「Keisuke Honda」がプロフェッショナルを意味するような男になりたいといったことを話していました。

是非、彼がW杯日本代表に選ばれて活躍するのを見たいと思うようになりました。



2018.04.28 新歓
昨日は新入生歓迎ハイクが行われました。
昨年から仮装可になりましたが、生徒会からの指示の範囲内で生徒らが工夫をこらして様々な格好をしていました。

ルールの範囲内で工夫をするのはサッカーも同じだと感じました。

行事もサッカーも、工夫してとことん楽しんでほしいですね。

サッカーで考える男は、行事でもどうすれば楽しめるか考えられる男でしょう。

監督の山田が、私と同じチェックポイントに立ち、生徒たちに「羨ましいな。俺は高校時代、サッカーしかやらなかったよ。楽しんでくれ」と言っていましたが、サッカーも行事も勉強も、バランスよくできることが、最終的に魅力的な男になることにつながると思っています。
2017.12.05 膕(ひかがみ)
剣道5段の友人と身体の動かし方について4時間語り合いました。

彼の発したワードで1番印象に残ったのは「膕(ひかがみ)を伸ばす」でした。

ひかがみとは、膝の後ろの窪みのことですが、ひかがみを伸ばすといっても、膝の裏を伸ばしきるわけではなく、ひかがみを伸ばす意味は「踵に支点を作る」ことに意味があるそうです。

私はサッカー部員らに踵(宮本武蔵のいう踵とは足の後ろ半分)を踏んで前に出るように話していますが、彼は実際に踵を踏まなくても、ひかがみを伸ばしていれば同じよう動きができると言って見本を見せてくれました。確かに彼の前方への動きは起こりがなく、スッと動いていました。

ひかがみを伸ばすことで、踵に支点ができ、身体の重たい重心部分が前方へ位置するようになり、スムーズな前方移動ができるようになるとのことです。

つま先に体重をかけると、その瞬間重心の位置が後方に倒れ、その動作を補うために膝を曲げて前方へ移動しようとします。この時点で重心の上下動が生じ、二挙動の動きになってしまい「起こり」のある動きになって、相手に読まれる動きになってしまいます。

以前、踵を踏んで前に出るという話をした際に、大学の陸上部の先生に「クリスティアーノ・ロナウドは踵を踏んでない」と反論されたことがありますが、剣士の彼曰く、踵は浮いていてもいいですが、打突の瞬間に踵へ乗り出すと重心の上下動が起こりにくく「正しい送り足」ができるようになるそうです。

彼は「送り足」についても言及していました。女子サッカー部員の1vs1を見ていて、突破できない子の特徴は、ひかがみが伸びず、送り足ができない子だと感じました。

浦和市立の教え子(後のJリーガー)で剣道二段の男が、いとも簡単に1vs1で突破をしていましたが、今、彼のフォームを思い返すと、ひかがみが伸びていたと感じます。

剣道の達人は「送り足」と「歩み足」を巧みに使い分け、相手を幻惑するそうです。もしかしたら、世界の一流選手のドリブルは、剣道の達人のような足捌きをしているのかもしれません。

剣道の全国大会を観に行きたいと思うようになりました。