2018.09.24 教え子たち
先日、大学のサッカー同好会の先輩から、「今治に行って女子サッカーチームと試合をさせてもらって、その後に岡田と会った際に、FC今治の事業部長は、後輩の福島の教え子だと言ったら驚いていたよ」との連絡がありました。

「岡田」とは、元日本代表監督、岡田武史さんのことです。岡田さんは、最初の2~3ヶ月ほど、我が同好会に所属していましたが、その後、体育会のア式蹴球部に請われていなくなったので、先輩方とは、ほんの短い間、サッカーをしただけにすぎません。

しかし、岡田さんは、そのわずかな間しか一緒にいなかった仲間をずっと大切にされていて、卒業された後も、時々先輩方と旧交を温めていたそうです。それは岡田さんが有名人になってからも全く変わらないそうです。

FC今治の岡田さんの下で働いている男は、浦和市立高校時代の教え子で、彼の代には、ほかにも日本サッカー協会審判部(先日、アルディージャのJ2の試合の主審をしていました)、電通サッカー事業部で働いているメンバーを含め、大学の体育会でサッカーを続けてくれた者が多くいます。

彼らの代は、選手権一次予選で負けてしまい、2学期初めから図書館で猛勉強をして、筑波大学に2人、東京学芸大学に3人合格し、いずれも体育会サッカー部で大学4年間を過ごしました。

もしかしたら、選手権一次予選で敗退し、彼らの中に「サッカーをやり切った」感覚がなかったのかもしれません。そういう意味では、本高サッカー部の今年の3年生も、同じように大学の体育会でサッカーを続けたいと思っている生徒がいるかもしれません。

いずれ、浦和市立の教え子たちのように、本高サッカー部OBの中から、サッカー関係の仕事に就く子が出現したら教師冥利に尽きます。
オーストラリアに在住の浦和市立高校時代の教え子から便りがありました。

彼女の中2の息子さんがサッカーをしていて、そこそこのレベルでプレーしているそうです。

彼女は高校時代、陸上部のスプリンターで身体能力が高かったので、おそらく息子さんもスピードのあるストライカーなのだと思います。

あちらのサッカー事情は、セレクションで受かったチームの監督、コーチングスタッフが突然総入れ替えになることが多く、落ち着いて同じ指導者に教わる機会がないそうです。

彼女は「数年は同じコーチ陣に指導していただきたい。できれば信頼のできる方に託したい」とのことで、本庄高校を受験することも視野に入れているのだそうです。

彼女の中学・高校の1番の思い出は「部活」だそうで、自分の子供にも是非「部活」を経験してほしいのだそうです。

最近、部活への風当たりが強くなっていますが、運動部を批判している方々は、たかがスポーツなんだからほどほどに趣味程度で体を動かせばいいとお思いなのでしょう。

でも、彼女が思っているように、人生において部活動の影響はかなり大きいです。

昨日、息子のラクロス部の試合の観戦に千葉大学まで行きましたが、大学の人工芝のフィールドで、スタンドがなかったため、我々保護者のためにシートを敷き「保護者の皆さんの席」を用意してくれていました。

同じ日に、2試合、4チームが試合をしていましたが、そういった細かい気遣いをしてくれていたのは息子の大学だけで、他のチームの保護者の皆さんは、ずっと立ちっぱなしで観戦されていました。

息子のチームが昨年、今年と年々強くなっているのは必然だと感じました。

応援も息子のチームは、ベンチに入れないおよそ80人が一体となって応援していて、今時、大学生がこんなに熱くなれるものかと感心して見ていました。メンバーに入れなくて悔しくて仕方ない四年生もいるはずなのに、なぜこんなに一丸になれるのかその理由が知りたいと思えるほどでした。

他のチームの応援団は後ろの方に立っている10人くらいはつまんなそうな顔をして手拍子だけしていたり、応援がイベントのようになっていて、応援というより騒いでいる自分たちが楽しいといった雰囲気がありました(渋谷のスクランブル交差点で「ニッポン、ニッポン!」と大声を上げているあの若者たちみたいな)。でも、その方が今時の若者の普通の姿だと思います。

それぞれのポジションリーダーを中心に、どうしたら日本一になれるかを徹底的に学生たち自身で議論を重ねてきた彼らだからの空気感なのかもしれません。

たまに息子の「部活」の試合を観に行くことで、学ぶことが多いです。それも今年で終わりますが。

試合後に応援に駆けつけてくれた友人、保護者、OB、OGにキャプテンが試合の内容についてコメントしてお礼の挨拶をしますが、彼の立派な態度を見て、社会人になって活躍するのだろうと容易に想像できました。

ただ、試合に勝つことだけでなく、保護者、OB、OGが応援したくなるチームになろうとしている姿勢に感銘を受けました。

本庄高校サッカー部も生徒主体で様々な行動をするようになったら最高です!



2018.09.12 緊張感
今日は陸上部も女子サッカー部もオフでしたので、ピッチを2つに分け、二面で8vs8を行いました。

球際が激しく、よく声も出ていて、ピリッとした空気があり、見ていて楽しいゲームでした。

日本代表も若返って競争が生まれたように、本庄高校サッカー部も、ポジションを奪い取ろうとする気迫を前面に出してプレーしている選手が多く、活気に満ちています。

今週末にはU-18、U-16の試合が予定されていますが、どんな試合になるか楽しみです。
日本代表がコスタリカに3-0で勝利しました。

サンフレッチェ広島の青山選手と佐々木選手が活躍しましたが、今シーズンのサンフレッチェの快進撃を陰で支えている池田誠剛フィジカルコーチの影響があるようです。

私が池田氏に初めてお会いしたのは、15年程前、横浜マリノスのフィジカルコーチをされていた時です。

池田氏がルーテル学院高校時代に浦和南高校の練習に参加されていたことがご縁で、当時私が勤務していた浦和南高校サッカー部員にフィジカルの話をしてくださいました。

その時は拇指球感覚を磨くために縄跳びをすることを部員に勧めていました。

その数年後に、国見高校サッカー部でキャプテンを務めていた中村泰介氏が浦和南で2軸動作のクリニックをしてくださった際、スーパーバイザーとして来られた池田氏と話す機会がありました。

その時池田氏は、「拇指球を使うな」と前回と真逆のことを話されていました。

サンフレッチェのフィジカルコーチに就任し、彼らの走りを見て「地面を蹴って走っている」と感じたそうです。

地面を叩いて地面からのエネルギーをもらわなければならないのに、地面を蹴ってしまうと足関節や足首に力がかかって、それに関わるふくらはぎの筋肉をつらせる選手が多かったそうです。

サッカーの基本は走ることなのにランニングというベーシックな行為についてあまりにもないがしろにされているのがサッカー界の現状だと指摘されています。

本庄高校サッカー部では、地面を叩いて反力を受ける走り方をトレーニングしていて、ふくらはぎをあまり使いませんので、腓腹筋が小さい子が多いです。

今後、サンフレッチェ広島の選手の走り方にご注目ください。

今日、文化祭の後片付けと大掃除が行われました。

段ボールに色を塗った際に、ちょっとだけ床に附いてしまったペンキを落とすのに我がクラスの生徒は四苦八苦していました。

放課後、職員室に戻ろうとしましたら、先ほど我がクラスの生徒がきれいにしたはずの廊下が黄色く染まっていて、数人のサッカー部員が、手を黄色に染めて床の汚れを落としていました。

どうやら、演劇部の生徒が両手にペンキの缶をたくさん抱えて歩いていた際に、バランスを崩し1缶落としてしまったところ、中にあったペンキが大量にこぼれてしまったようです。

私も汚れ落としのスプレー缶を持って来て手伝っていましたところ、トレーニングを終えた別のサッカー部の2年生が次々と集まって来て、手伝い始めました。

その結果、演劇部の彼女が1人で掃除したら何時間かかるかわからないところ、30分で作業が終了しました。

困っている人がいたら手を差し伸べるという当たり前のことですが、「手伝いましょうか?」とすぐに声を掛けられる彼らを誇りに思います。

「利他の心」を持つ彼らがサッカーをやって強くなれないはずがありません。

新人戦が楽しみで仕方ありません。