スポーツ研究仲間との会合で、逆立ちができるようになるにはどうしたらいいか陸上が専門の先生に質問しました。

彼曰く「逆立ちが苦手な子は、おそらくトランポリンができない」ということでした。

トランポリンが得意な子は、力を抜いて軸を作る感覚がわかっているそうです。

フィギュアスケート選手の紀平梨花選手が「疲れるまでいつまでも逆立ち歩きができる」とコメントしていましたが、彼女はまさに力を抜いて軸を作る感覚があるのだと思います。

逆立ち以外にも、ロングスローについても質問しましたところ、スローインの際にボールを持つ時に掌を手前に向けるようにした方が、5m飛距離が伸びると言われました。

逆立ちもロングスローもポイントは肩関節の外旋だそうです。

まだまだ学ばなければならないことがたくさんあります。

今日、新たに図書館に15冊以上の本を寄贈しました。サッカー部員がそれらの本を読んで身体の操作の仕方を学んでくれたら最高です。
2018.12.12 鈴木大輔選手
スペインでプレーしていた鈴木大輔選手が今、柏レイソルでプレーしていますが、彼が以下のように述べています。

「日本に帰国し生活していると、以前、日本に住んでいた頃には感じることのなかった違和感を多く覚えます。おそらく海外かぶれになっているのだろうと思いますが、それだけではないという気もしています。
スペインでの経験は、自分にプレーの主体性が欠けていることを感じさせてくれました。それは教育の違いによるところが大きいと思っていますが、教育の違いによって起きる主体性の欠如は、サッカーだけではなく、子育てや普段の生活にも出ていると痛感することがありました。
ワールドカップでは海外組の選手たちの活躍が目立ちましたが、彼らは試合の状況を個々で判断し、ポジショニングを変えたりプレッシャーのかけ方を変えてみたりと、柔軟に対応しているように映りました。ヨーロッパでプレーする中で自然に身についたものが少なからずあるのではないでしょうか。
サッカーにおいて感じたこの違いは、これからの時代、全ての人に求められてくる能力なのではないかと感じています。
「近い将来、ロボットが人の仕事を奪う」というようなことをよく耳にしますが、そうなってくると、人に求められるのは人にしかできないことのはずで、それは状況を把握して柔軟に対応することなのではないでしょうか。ルールやマニュアルが一番重要視されるのであれば、その仕事はロボットで十分でしょう。
世界で活躍する日本のトップクラスのアスリートたちがスマホやソーシャルメディアを利用して、それぞれがこれまでの経験を通じて培った「生き方、哲学」のようなものを発信していく。それが将来、優秀なスポーツ選手を育てるにとどまらず、世界をリードする人材育成に少しでもつながると信じています。
これからの世界を変える人材が日本から多く輩出されるために、日本の教育に変化を起こしていく。サッカーだけではなく、スポーツにはその一端を担えるだけの力があると思うのです」

本田圭佑選手、長友佑都選手ら日本サッカー界でトップに上り詰めた人たちは、サッカー選手を引退してからも活躍するでしょう。そのヒントがこの鈴木大輔選手のコメントに込められている気がしてなりません。

本田選手が若手に向けて「若いうちに海外に出ろ!」というメッセージを発信していますが、それに応えて中島翔哉選手、南野拓実選手、堂安律選手が海外で揉まれた成果を発揮しているのを見て、彼らに続く若者が次から次へと出てほしいと感じています。

先週土曜日にスポーツ研究仲間の山口在住の先生が東京に来られたので、関東のメンバーが集まりました。

ある指導者が選手には3つのタイプがあると教えてくれました。視覚に訴えると伸びるVタイプ、理屈で説明するとできるAタイプ、身体で覚えるKタイプだそうです。

以前、一度見れば真似ができると元フィギュアスケーターの先生に言われたことがありますが、彼女のようなタイプはVで、人の話を聞くのが好きな私のようなタイプはA、とにかく数をこなすとできるようになるのがKタイプなのでしょう。

勉強も同じですね。

講義形式でできるようになる生徒はAタイプで、TED Talksの動画を見せたら突然できるようになった青学の国際学部に進んだ教え子のような子はVで、繰り返し書いて覚えるタイプはKなのだと思います。

それぞれのサッカー部員がどんな教え方に向いているのか分かりませんので、映像を見せたり、言葉で説明したり、道具を使って動きを修正したりと、あらゆる方法でアプローチする必要があると感じました。
2018.12.04 今週末
今週末、常歩研究仲間の先生が東京に出てこられるので、久々に関東の常歩研究仲間が集います。

陸上、バレーボール、サッカー、水泳等の様々なスポーツ指導者から多くのことを学んできたいと思います。

何歳になっても刺激を受ける友がいることは幸せなことです。

本高サッカー部員たちも、将来、お互い刺激を受ける友人関係を維持してくれたら嬉しいですね。
世田谷の小学校で、姿勢や坐り方についての講義を受けて来ました。

講師の先生が自ら作られた音楽室の椅子に座りながら講義を受けましたが、椅子がいいと疲れないということがよく分かりました。

いい姿勢として先生は、骨盤を立てて、肩を上げ、ストンと落とすと、骨盤に衝撃が来る座り方が良いと仰っていました。骨盤を後傾させ「猫背」の状態で同じことをしても骨盤に衝撃は伝わりません。一番安定した骨盤で支えるのが良い座り方だそうです。

正しく座っているか簡単にチェックする方法として、横からみて肩、耳を真っ直ぐ。前から見て、鼻、ヘソを真っ直ぐなポジションになっているか確認すると良いと教えて下さいました。

よく、「顎を引いて」と言われると、不自然なまでに顎を引いてしまいますが、遠くの地面を見ると顎が正しいポジションになるとのことでした。

「できない事実を指摘してもできるようにならない。口うるさい人ほどできない事実をする。よく観察してないといいアドバイスはできない」と話されるのを聞いて、昨日の市民講座のことを思い出しました。

よく観察して、その子が何故できないのかをアドバイスできた本庄高校サッカー部員は、いい指導者になれるのだろうと思います。

宮本武蔵や柳生宗矩も書いている「上虚下実」という言葉を教えていただきましたが、いい選手はそれができているのだと感じます。

姿勢を保つのには、筋肉よりも骨。筋肉が緩まないと自然体は取れないそうです。

前肩になり、猫背がなかなか治らない生徒がいますが、小指、薬指に力を入れると身体の後ろ側を使えるようになるそうですので、猫背の生徒には何か軽いものを薬指と小指で持たせながらプレーさせると良いかもしれません。

筋トレで上半身を硬くするよりも骨盤周りを緩めることができることが優先させるべきことのように思いました。

今日学んだことを整理して、今後の指導に活かせるようにしたいと思います。