スポーツ勉強仲間の先生に紹介していただいた『アスリート論語塾』という本を生徒たちに読んでほしので図書館で購入していただきました。

最初のページに出ている言葉は、「故きを温ねて新しきを知れば、以って師と為るべし。」です。

意味は「先人たちの教えや過去について謙虚に学び、そこから新しい考え方や取り組み方を見つけられれば、人の師となる資格がある。」です。

アスリート向けの解説によると、「何かを成し遂げたいと思ったら、素直な心でまず先輩たちの知識や技術を学んでみる。そしてそれをこれからの自分に活かしてみる。謙虚な姿勢が大きな結果を生むことになるのです。」となります。

我が師は「素直で謙虚で明るい心に気は宿る」とよくおっしゃいますが、生徒の中で、成長著しい子は、たいていこの言葉どおりの行動をしています。

「素直で謙虚で明るい心」は挨拶に表れます。いい挨拶をする生徒は、必ずサッカーも上手くなりますし、勉強もできるようになります。

ですから、生徒と廊下ですれ違う際には、率先して挨拶するようになりました。

生徒たちは教師をよく観ていますから。
2018.09.21 道塾
一昨日、2カ月に1回通っている、武術の塾に参加するため、町田まで行ってきました。

我が師、宇城憲治師は、広島カープの緒方孝市監督に15年ほどまえから指導されているそうですが、緒方さんが監督になる際にアドバイスしたのは「命令するな」と「コーチングスタッフを信頼するように」だそうです。

命令した方がチームが強くなるのが早いと思われがちですが、実は、命令しなくても選手自身が自分で考えて動くようになったほうが圧倒的に強くなることを緒方監督が証明しています。

先日、朝のNHK『おはよう日本』で取り上げられていた広島県立安芸南高校サッカー部では、監督の畑先生は、指示・命令をせず、生徒主体で考えさせ、見守るスタイルを貫いて、結果を残しています。今まで週二回二時間だった練習を90分に減らしても練習の成果が出るのにはどうしたらいいか生徒たちが話し合って行動しています。

緒方監督がコーチングスタッフを信頼して口出ししないのと同じように、畑先生も、生徒を信頼し、口出しせずに見守っています。

本高サッカー部も、生徒らが自分で考えて行動するようになれば、サッカーだけでなく勉強もできるようになること間違いなしです。

そういう兆しは少しずつ見えてきていますので、明日のU-18北部支部リーグvs進修館高校がどんな試合になるか楽しみです。

 

 
2018.09.18 研修
英語指導力向上研修に参加してきました。

英語の教え方もサッカー同様、新しいことにチャレンジした方がいいのかもしれません。

終了後にサッカー部の監督をされている先生に、本庄高校サッカー部の取り組みについて話しました。

「相変わらず、色々工夫していますね」と言われました。

本高サッカー部員にとっては特別ではないトレーニングも、15年前の教え子たちからすると、目新しいことばかりです。

定年を迎える頃に、今教えている生徒たちから「僕らの頃と随分と変わりましたね」と言われたら、指導者としてこの上ない慶です。
2018.07.30 久々の休暇に
昨日の嬬恋遠征最終日は台風の影響で中止になりました。

私は一日中北部進学フェアが開催された熊谷の八木橋デパートで中学生とその親御さんに学校やサッカー部の話をして過ごしました。

夏休みに入って、彩の国進学フェア、その後平日5日間、午前中部活に午後2時間特進補習、そして北部進学フェアと休みなく働いてきましたので、今日は夏季休暇を取ってゆっくりしようと思いましたが、友人のサッカーコーチから、彼のサッカースクールに我々のスポーツ研究仲間の先生が走り方の指導に来られるという連絡があり、ゆっくり休養よりスポーツ指導の研究を選びました。

小・中学生に対して走り方の指導をされる先生の指導法を見て、本高のサッカー部員に新たに試して見たいことが増えました。

昼食を共にしながら、サッカーやトレーニングの話をしてあっという間に3時間が過ぎました。

まだまだ学ぶべきことがたくさんあると感じることができ、とても有意義な休暇になりました。

昨日、サッカー部の若手顧問が参加した教員5年次研修で、講師の方が「すぐに役立つものは、すぐに役立たなくなる」と話されたそうです。

先日のテスト返却の際に、生徒が「せっかく訳したのに訳が問題に出なかった」と嘆いていましたので、「努力は嘘をつくことがあるけど、決して無駄にはならないby羽生結弦」と話しました。

期末考査で、私が生徒に間違わせて印象に残そうと思った問題が、昨日の模試で出ていましたので、今日の英語の授業中に「もちろんあの問題は正解だろうね。あの問題ができなかった人は、解説をした日に休んでいたか、寝ていたかのどっちかだ」と話しましたら、ある生徒が「問題を見た瞬間に先生の顔が浮かびました」と応えてくれました。

一夜漬けで和訳を丸暗記して定期考査でそこそこの点数を取っても意味がないと言い続けてきましたが、最近、そのことを生徒たちは感じてくれるようになりました。

サッカーも、ロングスローで攻めたり、筋トレで見た目の筋量を増やしたりと、即効性のあるものに指導者は手を出しがちですが、生徒たちが本当に生涯サッカーを続けてくれたとき、役立つものは何なのかを考えて指導することはとても重要な気がします。

今月24日に本校グラウンドにてサッカー部の部活動体験を実施しますが、上手になるためには身体をどう操ったらいいのか、即効性はなくても、アドバイスしたことを意識していれば確実にワンランク上の選手になれることを伝えられたらいいなと考えています。