2016.10.29 恩師
昨日、児玉中時代の恩師にお会いしました。

72歳にして毎週英会話教室に通い、市の図書館で3時間予習して。

1週間の出来事を英作文にして、それを丸暗記して講師の先生に話すそうです。

他人が考えた例文は覚えられなくても、自分が苦労して考えた英文は覚えられるとのことでした。

勉強も習い事もサッカーも自発的に動き出せば、必ず力がつくことを改めて教えていただきました。

2016.10.29 本日のU-16
本日のU-16vs秩父農工は0-0の引き分けでした。

中間考査直後の試合で足が攣る選手続出です。

まだまだです。
本日、中間考査が終了し、久々に生徒らと心地よい汗を流しました。

まず、男子サッカー部のアップを指導し、その後、第二グランドに移動し、女子サッカー部に同じアップをさせてみました。

初めてやる動きは難しいらしく苦戦していましたが、「うまくできないのがいい」と彼女らに話しました。

複雑なcoordination能力が必要なアップをやることによって、脳から命令を出して体を動かす癖をなくすことが目的だと話しました。

脳から手に命令を出したら、足が上手く動かない。足に命令を出したら腕が動かないことをやることによって、何となく体を動かす感じをつかんでもらおうとしました。

だんだんとできるようになるのを期待していますが、すぐにできる必要はありません。

アップの後は重心の移動によるキックのトレーニングを行いました。

二人一組になって、パートナーから投げてもらったボールを、ショートバウンドで足の裏で捉え、ワンタッチで返球するよう指示しましたが、私は足の裏にボールを当てた直後に、そのまま当てた足を地面に着地させたのですが、彼女らは支持脚に体重を乗せたまま、遊脚だけでコントロールしようとしていました。中には、それさえ怖くて(ボールの上に乗っかりそうで)できない子もいました。

From easy to difficult!変な癖がつく前にすぐにやめさせ、自分で投げたボールを足の裏で捉えてパスするように指示しましたが、それも怖くてできない子が多かったので、まずは、脛に当ててパスするように指示しました。

ショートバウンドで脛に当ててパスできるようになりましたら、次は、足の甲やアウトに当てるようにさせました。そして、上半身の力が抜けている子がいましたので、すぐに彼女にデモンストレーションをさせ、真似するようにさせたところ、非常にいい感じで重心の移動でボールを捉えることができるようになりました。

それから、元に戻って足の裏でパスをさせてみたところ、ほとんどの生徒ができるようになりました。

そのタイミングで、実はキーパーのバックスピンをかけたパントキック(レッズの西川選手が得意とする)も同じように支持脚から遊脚への重心の移動で蹴ると説明しました。

その後、手から落としたボールをショートバウンドで小指の付け根あたりに当てて、バックスピンをかけたボールを蹴るように指示しましたところ、思いのほかできました。

このキックは、今から10数年前に浦和トレセンの中学生にやらせたときに、全くといっていいほどできませんでした。

あるターゲットの動きをやらせてみて、できなかったら、1つか2つ前に戻って簡単なことをやらせて、できるようになったら、次の段階へ進むことが大事だと、女子サッカー部の生徒たちに改めて教わりました(教科指導も同じようにできれば最高ですが、難しいです)。

同じように男子にさせてみたら、キックの飛ばない子が飛ぶようになるのではないかと感じました。

女子サッカー部のトレーニングの最後に、足を後ろに引かず、蹴り足に乗り込むようにシュート練習をさせましたところ、高校に入るまでサッカー経験のない彼女らが、気持ちいいほどいい球筋のシュートをゴールに突き刺していました。

1時間弱のトレーニングで化ける彼女らを見て、今後どう変わって行くのか、ますます楽しみになりました。

明日はU-16vs秩父農工の試合がホームで10:00キックオフです。

私は毎週1回指導している高崎高校ラグビー部の花園予選(11:00~)がありますのでそちらを応援に行き、終わり次第、卒論の手伝いをしている慶應義塾大学サッカー部キャプテンの宮地選手が出場する関東大学リーグvs早稲田大学を観戦に、久々に西が丘まで行く予定です。

女子サッカー、ラグビー、大学サッカーとタイプの違う選手に教えることによって、考えさせられることが多く勉強になります。

もしかしたら、日本サッカー協会のトレセンスタッフも、他競技や違う年代に教えることが指導の幅を広げることになるのかもしれません。
2016.10.26 前橋育英
本日、本高サッカー部監督の母校でもある前橋育英高校の練習を見学してきました。

選手権予選準決勝を週末に控えている紅白戦で、選手らは真剣そのものでした。そんな緊張感のある紅白戦を隣に座って観るように促してくださる山田耕介監督の度量の広さを感じました。

本高サッカー部員との1番違うのはキックだと感じました。彼らはワンステップで長い距離のパスを正確に蹴ることができます。

キックの違いは筋力ではなく、蹴り方の違いだと思います。彼らのように本高サッカー部員が蹴れるようにするにはどうしたらいいか考えなければなりません。

帰り際に「近いんだから練習試合やろうよ」と言っていただきました。いつか前橋育英と互角に戦える日が来ることを信じて日々取り組んで行きたいと思います。
2016.10.24 指導者も進化
昨日、本高サッカー部監督の山田が社会人チームの試合に参加し、試合中にドリブル突破を試みたところ、相手ディフェンダーの腰が砕けたそうです。

今までは自分は足が速くないため、一度止まって、相手ディフェンダーが足を出してきたところを抜くことができても、下がっていくディフェンダーに対し、スピードに乗ったまま突破することはできなかったそうです。ところが今回は、いとも簡単に抜けてしまったそうです。

30歳を過ぎても自分が上手くなっているのを感じるのは達成感があると話していました。

とかく、我々指導者は、学生時代の経験だけで教えてしまう傾向があります。指導者になっても自分が日々努力してより上達しているところを生徒たちに見せることはとても大事だと思います。

私は50歳になりましたが、横でテクニックの見本を見せている彼のプレーを見て、その動きを分析して真似て、まだまだ上手くなれる気がしています。その彼がまだ上手くなろうとしているのですから、生徒らは負けていられません。

10代の生徒が上手くならないはずはありません。

彼が女子サッカー部員に最近の女子はどうかと話しかけたところ、「みんなが上手くなっているのがよく分かって、試合を観ているのが楽しい」と答えたそうです。

試合に勝つのはもちろん楽しいですが、自分が進歩・成長しているのが目に見えてわかると何をやっても楽しいものです。

ちなみに武道の世界では、死ぬ前が一番強いそうです。武道と同じように、サッカーの奥深さを追求し続けたいものです。



2016.10.23
季刊誌『どう』のJT生命誌研究館館長、中村桂子さんとの対談の中で、我が師、宇城憲治師は「勝ち負けの競争は目標を追いかける中でのトレーニングですから、深さよりも表面的になりがちですが、技というのは深さへの気づきを諭してくれるんですね。気づきは小さな悟りとして、自分をワクワクさせてくれる。だから継続できる」と語られています。

私の教え子で群馬大学サッカー部でキャプテンを務めていた男が「なんで大学でもサッカー部でサッカーを続けようと思った?」と質問された際に、「自分はまだまだ2軸動作を身に着けたわけではないので、2軸を窮めて行けば、自分には可能性があると思ったから」と答えました。

競争や勝ち負けの上の次元があることに気づけば、彼のように卒業後も技を磨こうとするのだと思います。ちなみに彼は熊谷高校サッカー部でレギュラーではありませんでした。

もう一人、熊谷高校サッカー部時代は、身体能力が低く体も大きくなかったため、あまり目立たなかった生徒が進学先の大学で2年生でキャプテンに抜擢され、3年生の今、埼玉県選抜の練習会に呼ばれるまでに成長しました。彼は大学生になってからも2軸動作に磨きをかけ、年々動きが鋭くなっています。

同じく『どう』に、ゴディバジャパン代表取締役社長のジェローム・シュシャン氏の記事が載っていました。彼は弓道の有段者だそうですが、初めて社長になったときに、向き合うべきターゲットは自分自身にあることに気づいたそうです。彼は「相手がいると今日は相手が強かったなとか、相手の体が大きかったなとか、いろいろ言うかもしれませんが、弓道はピュアで嘘がない。鏡のように自分自身がフィードバックされるんです」と語っています。

大学生になっても成長し続ける教え子らは、自分の技を磨く習慣が身についています。そして、それは社会に出てそのまま役に立つ習慣だと考えられます。

本高サッカー部員には、試合に勝った負けた以外に、自分が日々成長する達成感を味わってほしいです。そのことがチームの成長にもつながると信じています。


NBAと米国代表チームを統括している「USAバスケットボール」の2団体が以下のガイドラインを発表したそうです。

「14歳になるまではバスケットボールだけでなく、他のスポーツもしましょう。そしてもし大会に出場したら、少なくとも1日は休みましょう。さらに1年に一度は心身ともにリラックスさせましょう」

岡田武史さんは中学まではサッカーでなく野球をしていました。私の教え子でJリーガーになった3人のうち、ひとりは小学生のうちはソフトボールと剣道をしていて、サッカーは中学生から始めました。

ひとつの競技だけに集中してしまうと、ケガやバーンアウトにつながるリスクも指摘されているそうです。

以前、オランダのサッカーコーチが、ユーゴスラビアでは足裏感覚を磨くためにスキーをサッカー少年にやらせると話していました。あの時は何を言っているのか意味が分かりませんでしたが、今思えば、スキーの中には「フラット接地」、「膝抜き」、「地面反力」等のサッカー選手に必要な要素がたくさん入っています。

本高サッカー部は明日から2学期中間考査ですが、考査1週間前から考査終了まで練習はオフです。いくら好きなサッカーでもオンとオフは必要です。高校のサッカー部の中には、ほぼ1年中練習をしているチームもあるようですが、その結果サッカーがお腹一杯になって卒業後はサッカーをやめてしまった選手も少なくありません。

サッカーも勉強も学校行事も、バランスよく高校時代に経験して、それでもサッカー選手として成長する。それが理想です。

「お前は甘い!」と言われそうですか、甘いかどうかは、教え子たちが証明してくれると信じています。

2016.10.22 ラクロス
息子の大学のラクロス部の試合観戦をして来ました。

膝の抜きとアウトエッジが使えれば、相当活躍できるだろうと思いました。

息子と同じポジションには、國學院久我山のサッカー部の先輩がいて、かなりいい動きをしています。高校時代のサッカーが上手だったことが想像できます。

久我山といえば、我が大学サッカーサークルにも久我山OBがいます。今はサークルとはいえ、ジェフユースや作陽高校、横川武蔵野ユースなど、名だたる強豪チーム出身の学生がいるようです。

私が教師になった頃は、サッカー部顧問の集まりで「大学のサッカーサークルに入っていました」と言うと「サークル?」と嘲笑が起こりました。

私は、体育会サッカー部OBでなくても志が高ければサッカー部顧問としてやれること証明したいとそのときに思いました。

教え子たちは体育会サッカー部でプレーしている者もいれば、サークルでサッカーを楽しんでいる者もいます。

彼らの多くが、大学生になっても、もっと上手くなりたいと思ってサッカーに取り組んでいてくれることが誇りです。

そんな彼ら大学生と時々会ってサッカーの話をするのが至極の時です。

明日は慶應義塾大学vs法政大学の試合観戦をする予定でしたが、お目当の慶應の選手が警告累積のため出場停止になってしまったそうですので、久々の何もない日曜日を満喫したいと思います。
今週末、川口市青木町公園総合運動場に、法政大学vs慶応義塾大学の関東大学サッカーリーグを観戦に行く予定です。

卒論のお手伝いをしている慶応義塾大学のキャプテンの動きが変わっているかどうか気になるところです。

筋力に頼らない予備動作のない動きができていたら最高なのですが。
2016.10.20 Rugby Training
昨日、週に一度のラグビー指導に行ってきました。

一番しなやかに動く生徒が最近姿が見えないので、キャプテンに聞いてみましたら、股関節脱臼で自宅療養中だとのことでした。

全治三か月で最後の花園予選に出場することはできないそうです。

高校サッカー界でも、鍛えに鍛えて、その結果けがをしてしまうことが少なくありません。

還暦を過ぎても毎週末試合をしてサッカーを楽しんでいる先輩方を見て、高校時代に彼らに何を教え伝えるのがベストなのか考えさせられます。