決勝観戦して来ました。

10年近く前に教えていた浦和南OBのメンバーと一緒に観戦しました。

部活でサッカーを教えていた子も授業で英語を教えていたレッズユースの子も「浦和南」で今でも繋がっていて、毎年年末に集まってフットサルや忘年会をしているそうです。

今回の決勝も同窓会のように当時の仲間が集まって楽しく観戦していました。

本庄高校サッカー部もベスト8以上の常連になり、OBが集うきっかけになれたら最幸です!
2016.11.20 個別面談
昨日は本庄高校説明会があり、午前中は中学生向けに模擬授業をし、午後は塾主催の個別面談があり、中学生5人と話してきました。

最初の面談相手が「サッカー部に入りたいから本庄高校に進学したい」という生徒でした。当初は秋季大会の試合を観てから本庄まで戻る予定でしたが、秋季大会が中止になり、スタートから参加することができ、彼と会って話をすることができました。とてもやる気がある子でしたので、来年の春にともにトレーニングできることを心待ちにしています。

他に4人の中学生と話をしましたが、そのうち2人はソフトボール部に所属とのことで、本校にはソフトボール部がないので、女子サッカー部を勧めましたら、なかなかの好感触でした。

来年度は、男女ともにサッカー部がますます活気づくことになりそうです。

昨日、女子のトレーニングの後に男子のクロス~シュートの練習を見て、随分とクロスの蹴り方が良くなったと感じました。

以前は、ほとんどの生徒が軸足で踏ん張って蹴り足を後ろに引いて、インパクトの後は腿前の筋肉を使って足を高く蹴り上げるような蹴り方でしたが、昨日は、バックスイングはあまりしないで、蹴った足に体重が乗り込んでいくような蹴り方をしている子が多かった気がします。

その前の女子のトレーニングでも、シュート練習の際に、多くの生徒が蹴り足に体重を乗せるようにして蹴ることができました。

私は右利きですが、その蹴り方をすれば普段練習していなくても左で強いシュートを決められます。ですが、立ち止まって蹴り足を引いてから足を振るとバランスを崩して上手く蹴れません。

蹴り足を引かずに立ち足から蹴り足に(支持脚から遊脚に)軸を替えて(2軸で)蹴る方が、自然な動きなのかもしれません。
2016.11.19 宮地選手来本
昨日、慶応義塾大学ソッカー部主将で来季から名古屋グランパスエイトに入団が決定している宮地元貴さんが、本庄高校を訪れてくれました。

1時間半ほど、私が女子サッカー部に指導しているところを動画に収めて、簡単なアンケート用紙を配り、彼女らに2軸の有用性について回答してもらい、卒論研究の材料にするようです。

彼は合気道の先生にもご協力をいただき、筋力に頼らない力の出し方の研究をしているようです。

来月、もう一度本庄高校に来た後、卒論の仕上げに取り掛かるようです。

残念ながら名古屋はJ2に降格してしまいましたが、幸い、群馬にJ2のチームがありますので、前橋までザスパクサツ群馬との試合の応援に行きたいと思っています。

その時に、彼の起こりのない動きを見られることを期待しています。
本日の秋季大会vs本庄第一高校は雨天のため中止になりました。

ゴムチューブを使っての走りのトレーニングで、生徒たちは既に効果を感じているようです。

掃除の時間に「俺たちは走りの特別なトレーニングをしているからお前らより速くなる」と言っているサッカー部員がいるようです。

まだ数日間しかゴムチューブを使ったトレーニングは行っていませんが、お尻や背中が痛いと訴える子がたくさんいます。

後ろ側の筋肉を使って走る癖がつけば、自然とキックの時も後ろ側の筋肉を使えるようになるのではと期待しています。

今日は走り方と蹴り方のトレーニングをしました。

先ず、ゴムチューブを腰に回し、補助者を引きずるように足を前に運びフラット接地で反力を受けるように二直線上を走るトレーニングを行いましたが、生徒たちに好評でした。

次にキックのトレーニングを行いました。

蹴り足の腿前の筋肉で蹴る癖が抜けない子が多いので、立ち足をボールより前に置き、腿前で蹴ろうとすると上手くいかないように仕向けました。

次に蹴り上げるのではなく蹴り下ろすように指示しました。これも腿前を使う癖がある生徒はなかなかできません。立ち足から蹴り足に軸を切り替えて蹴るようにして、蹴った直後に蹴り足を地面に接地させるようにします。

さらに重心の移動を意識するように、蹴り足を蹴った 直後に地面に接地し、接地と同時に軸足のインステップを蹴り足のふくらはぎに当てます。軸足で踏ん張って蹴る癖がある子にはなかなかできません。

最後に軸足の膝を抜いて一気に蹴り足に軸を切り替えて蹴るトレーニングをしました。体の力を抜いて重力を利用して蹴るので、筋力をあまり必要としません。

キックの上達には時間がかかりますが、ちょっとしたコツを掴めば突然蹴れるようになります。その日を楽しみにしています。
13日(日)に女子サッカー部の公式戦があったそうです。

初めて熊谷女子高校に公式戦で勝つことができたそうです。

キックやタックルなどの技術はもちろん、ボールを奪うときに頭を使うように仕向けていますので、ますますチームはいい方向に向かっていると思います。

12日(土)に体育の実習生が女子サッカー部の紅白戦に参加して、彼女らの膝抜きタックルや重心の移動によるキックを体感して驚いていました。ほとんどが経験者ではない素人集団の彼女らがどんどん化けて行くのを目の当たりにして、日本の女子サッカーの可能性を感じずにはいられません。

初めて高校でサッカーをやってみたいと思っている中学生のみなさんは、本高で女子サッカー部に入部し、面白いように上手になり、サッカーの楽しさにはまってしまうでしょう。

また、すでに経験者で、高校でもサッカーをやってみたいと思っている女子中学生のみなさんにとっても、本庄高校女子サッカー部は魅力的だと思われます。

今週末18日(金)には、久々に慶応義塾大学ソッカー部主将の宮地元貴選手が本高女子サッカー部のトレーニングを観に来られます。

彼女らを素材に宮地選手が卒論を書く予定ですが、いい卒論が仕上がることでしょう。

2016.11.15 vs深谷第一
昨日行われました練習試合vs深谷第一高校は、1-2、1-1、0-2でした。

1本目の特に前半の試合は、本庄高校のこれからの方向性を示したように思えました。

プレスをかけ相手を自由にさせず、得意な球際の勝負に持ち込み、2人目3人目が寄って行ってボールを奪い取るサッカーができました。

ただ、まだ細かい部分で気になることがあります。

例えば、横に味方がサポートに入っているのに横を切って縦に勝負させてしまいますが、縦を切って横に這わせて2人目で奪うことができるとピンチが減りますし、ボールを奪ってからの攻めもスムーズにできるはずです。

私が社会人の県2部リーグでプレーしていた時、インターハイ全国ベスト8を経験したチームメートでさえ、毎回タッチライン沿いで中を切っては縦に抜かれていましたので、彼らがそうしたくなるのも無理はありません。

ある日、サイドバックの男に「縦を切ってくれれば中で奪うから」と声を掛けましたら「縦を切ったら中に抜かれちゃう」と反論されましたので、「試しに縦を切ってくれ」と言って中を切らずに縦を切らせた結果、いとも簡単に快速FWからボールを奪うことができるようになりました。

それ以来、勝てるはずがないと思っていた強豪チームにも勝てるようになりました。

もちろん、ゴールに近い場所では中を切って角度のないところからキーパーの正面にシュートを撃たせることも大切な戦術であることを忘れてはなりません。

勉強と一緒で一言アドバイスをしたからと言って簡単に変えられるとは限りません(本当にいい選手は簡単に変えますが)。

定期考査や模試を通して何度も同じミスをして、その都度正しい答えを確認していくように、試合を通して何度も失敗をして、正しいやり方を確認して部員たちは成長して行くのだと思います。

ですから、我々が過剰にサイドコーチングをして指示を出してしまうことは、生徒の考える機会を奪ってしまうことになってしまいます。

定期考査の前に「問題集の中から同じ問題を出してください」と言ってくる生徒がいて驚きましたが、それでは指示を出されて動いている選手と同じです。

目の前の練習試合では結果を残すかもしれませんが、大事な試合で結果を残す選手にはなれませんし、何より卒業してからそういう選手は伸びません。

卒業してから伸びる選手を育てることが我々指導者に必要なことではないでしょうか?
選手権準決勝2試合を観戦して来ました。

正智深谷がフリーキックの1点を守りきり昌平を降し、浦和南が3-0で西武台に勝ちました。

浦和南はテクニックが劣るチームが勝つにはこれだと世間に知らしめました。

ただ、我々が目指すべきは昌平と西武台の7番だと思います。しなやかで、体格の大きな相手選手をまったく苦にせずプレーしていました。

浦和市立、浦和南、熊谷で教えていた教え子たちの何人かと挨拶を交わし、有意義な時間を過ごしました。