2017.06.30 50m走タイム
女子サッカー部の昨年の50mのタイムと今年のを比べてみました。

昨年と比較して1番速くなった生徒は0.98秒、次が0.9秒、その次が0.89秒、さらに0.8秒と続き、2,3年生19人で平均約0.5秒速くなっていました。

昨年の夏に教え始めた頃と比べると、乗り込むように反力を利用して走れるようになり、随分と速くなったと感じていましたが、実際に速くなっていることがわかりました。

以前、尊敬する陸上専門の体育の先生が、体育の授業で1番速くなる子が1.1秒、平均で0.5秒速くなると話していました。

そして、その先生に「フィールドプレーヤーの50m走の平均タイムが0.5秒速くなればサッカーが変わると思いませんか?」と言われ、「2軸走で長距離は速くなると思っていましたが、短距離も速くなるんですか?」と質問しましたら「確実に速くなる」と答が返ってきました。

それから短距離も速くするべくトレーニングにゴムチューブや箒の柄を使ったりするようになりました。

その結果、速くなりました。

男子サッカー部の1年生たちもこの2ヶ月でかなり速くなりました。

先日のU-16で先制点を挙げたFWの選手も、中学時代は鈍足で目立っていたそうですが、今では、あまり遅く感じません。

中学生の皆さんの中に、テクニックはあるけど足が遅すぎて自分は評価されないと思っている人がいましたら、ぜひ、本庄高校の門を叩いて下さい。

または、自分は線が細くて、いくら食べても筋肉がつかないから当たり負けしてしまうと思っている人、球際の強さは技術です。筋力ではありません。そのことを本庄高校に来て体感してください。

いわきFCがJ1のコンサドーレ札幌に勝って話題になっていますが、筋骨隆々で高校サッカーで活躍した選手が、その後フル代表にまで上りつめた例をほとんど見たことがありません。

その年代でやるべきことは何なのか、我々指導者は常に彼らの数年先のことを考えてトレーニングを行う必要があると思います。

2017.06.29 今週末
今週末は久々に大学の仲間と1年に1回のサッカーを楽しむ予定です。

私はover50の試合に出場予定ですが、この年齢になると子育ても一段落し、時間に余裕があるので、毎週末サッカーの試合をしている人もいれば、平日にフットサルに興じている人もいますので、みんな思いのほか動けます。

私は、ふだん生徒と一緒に動いていると思われていますが、実際は、瞬間芸の見本と、ちょっとしたコツを教えたり、戦術のアドバイスをしたりと、あまり動いていません。

40を超えるくらいから、学生時代に速さやキレで勝負していた人は急激に目立たなくなります。逆に、テクニックのある人は60になっても活躍します。

生徒たちに生涯サッカーを愛し続けてもらうためにも、いくつになってもサッカーは楽しいと思ってもらえるようテクニックを身につけさせてあげたいです。

今朝の1年生の朝練(自主的に数人がボールを蹴っていました)におけるキックを遠くから見て、だいぶ蹴り方が上手くなっていると感じましたが、1人ずば抜けて美しいフォームで蹴っている生徒がいると思って、よくよく見たら監督の山田でした。

あのレベルのテクニックを身につけたら、どんなにサッカーが楽しくなるのでしょう?

生徒たちには、その感覚を体験してほしいですね。私も負けずにまだまだ上手くなろうとしていますが。



本日、1年生対象の進路分野別説明会が行われました。

いくつかの講義を覗きましたが、中でも日体大の広報の方のお話に感銘を受けました。

日体大の先生方曰く、コーチングと指導は別物だそうです。

「あれやれこれやれ」は指導。体罰をする指導者は自分が殴られて成長できたと思っているから殴るそうです。体罰でも伸びるが、言われたことしかできないので、たかが知れていて、絶対にアスリートにはなれないとのことでした。

一方、コーチングとは、その選手がどこを目指して、どのようにすべきか指し示すこと。人それぞれ持っているものが違うので、自分で考えて取り組めるようになれる選手がアスリートになれるそうです。

勉強もスポーツも一緒だと改めて思いました。

あれやこれや教え込んでもたかが知れています。自分で取り組めるようにすることこそ大事です。

「指導」をして目先のちょっとした結果が出れば満足する「指導者」は少なくありません。

我々部活動の顧問は、コーチングこそが大切だと肝に銘じねばなりません。
2017.06.27 考査前
昨日から期末考査1週間前です。

この時期になると職員室に来る生徒の数が増えます。

予習、授業、分からなかったらその場で質問、そして復習。このサイクルが大事だと私は思っています。

幸い、私が教えている生徒たちは、今のところ誰も職員室を訪れていません。部活がないので、家に早く帰って、あるいは図書館等で勉強しているものだと思っています。

イチロー選手を見出した故仰木彬監督は、アメリカにコーチ留学していた時に右打ちができないマイナーの選手に右打ちができるように手取り足取り指導しましたら、アメリカのコーチに「簡単に教えたことは簡単に忘れる。余計なことするな」と怒鳴られたそうです。

ボールの蹴り方の見本を見せて、ちょとしたコツをアドバイスをすれば、やる気のある生徒は、朝早く来て繰り返し練習し、いつの間にか無回転のシュートや予備動作のないキーパーに読まれにくいシュートが打てるようになります。

勉強も部活も同じだと思うのですが、、、、、
以前から買おうと思いながら、なかなか手に入れるタイミングがなかった書籍を購入しました。

タイトルは、『要は「足首から下」~足についての本当の知識~』

常歩(なみあし)研究の第一人者の木寺先生が監修されていて、とても興味深い一冊です。

本書の中でトレイルランナーのことが紹介されていますが、私の教え子のお父さんでトレイルランが趣味の方がいらして、息子さんと一緒にトレイルレースに参加した際に「自分の方が絶対に速いと確信していたのに、息子が笑顔で余裕で走っている姿を見て、2軸恐るべしと思いました」と話してくださいました。

先日、NHKの番組でジャマイカの陸上コーチが、しきりに踵からでなく拇指球から接地とアドバイスしていましたが、あの言葉だけ聞いて、言葉が独り歩きしてしまうと、拇指球から接地して踵を浮かしたまま走ってしまう子が増えてしまう恐れがあります。

陸上短距離の山縣選手が言うように「フラット接地」という言葉が一番しっくりする気がします。

巷には、様々な理論が溢れていますが、本書には、股関節外旋が足部にどのような影響を与えるのか等、興味深い内容が書かれています。

是非、ご一読ください。

浦和西高校が30年ぶりにインターハイ出場を決めたようです。浦和西高校サッカー部関係者の皆さん、おめでとうございます。

95年に老舗浦和選抜(浦和、浦和市立、浦和西、浦和南)1年生を引率して行った時の高校1年生も今では30代後半になっています。

彼らの後に浦和市のオーストラリアサッカー派遣で行った時のメンバーは、そろそろ30代半ばですが、彼らの何人かは、今日の決勝戦を観戦にNACK5スタジアム大宮を訪れているのかもしれません。

私の浦和市立高校時代の経験では、伝統校は、多くのOBやファンの声援を受けて100%以上の力を発揮することがあります。1997年の浦和市立高校サッカー部は選手権全国大会1回戦で、優勝候補の近大附属に奇跡の逆転勝ちを演じ、その後も2回勝ってベスト8に進出しました。

観客席から伝わる目に見えない力によって勝ち抜くことができたのだと思います。

西高OBやオールドファンの後押しを受けて、昌平有利の予想を覆して、西高イレブンが躍動し、決勝戦が素晴らし試合になることを期待しています。
2017.06.25 雨天中止
本日のU-18の試合は天候不良の為中止になりました。

サッカー部員諸君、明日から期末考査1週間前ですので、1日早いオフを有効に使って、中間考査よりも成績が向上することを期待しています。目指せ文武両道!
2017.06.24 DF練習
先日女子サッカー部で試してみたDFの練習を男子サッカー部で試してみました。

ダイソーで毛糸を買ってきて、それを5mくらいに切って、DF2人に持たせ、毛糸の下にパスを出させないように、毛糸を持ったDF2人の体の前方で、つまり視野の中に相手FW2人を入れてボールを奪うように指示しましたところ、私がイメージした通り、上手くボールを奪っていました。

明日の試合で、今日やったことの成果が少しでも出てくれたら最高なのですが。
2017.06.23 今週末の試合
25日(日)は、 Uー18vs深谷第一Bが、12:45kick off @早大本庄Gで行われます。

雨が降らずにいいコンディションで試合ができるといいのですが。

私は午前中に本高で1年生のトレーニングをしてから向かいます。

ここ数日間、狭いコートで6vs6の練習を行っていますので、当日は、判断の早いプレーが随所に見られることを期待しています。



2017.06.22 新たな発見
今日は久々に女子サッカー部だけに指導しました。

まずは、以下のような1vs1の基本をアドバイスしました。

・FWは1stタッチで足元に止めないで、ボールを動かすことによって、DFの重心を動かす。

・FWがボールに触れる瞬間は、DFは両足を1ミリでいいから宙に浮かす。そのことによって、四方八方どちらにも速く動くことができる。

・取るふりをしてFWがボールに触れて、ボールとFWとの距離が離れた瞬間に奪いに行く。できたらFWとボールの間に体を入れて奪う。

・DFが足を出す際には、FWに近い方の足を膝を抜きながら出してボールを突っつく。

次に1vs2の基本。

・1stDFが右か左を切り、2ndDFは1stDFと同じ方向に向き、2人のDFが体を向けている方にFWを仕向けて、2人目で取る。

・FWのスピードがゼロになって下を向いたら、2ndDFはカバーのポジションを取るのではなく、積極的にダブルチーミングでボールを奪う。

そして2vs2。これを教えるのは大変だということは経験上わかっていますが、教え子たち曰く「1番大事なトレーニング」なので、どうにかして女子にもこのトレーニングの大事さをわかってもらいたく練習しました。

男子の場合、意識すべきことができなければ怒鳴ります。それが彼らがこのトレーニングをものにする近道だからです。

しかし、ほとんどが素人の女子に同じように怒鳴っても委縮するだけでしょうから、下記の基本を意識させるにはどうしたらいいか頭を悩ませました。

・1vs2と同様、DF2人の体が向いてる方でFWにパスを回させる。

・DF2人は首を振らなくてもボールとFW2人が視野に入っているポジションを取る。

・2ndDFは、そのためには1stDFにどっちを切らせればいいか考えて指示を出す。

なかなかうまくできないでいたとき、ある生徒が「手を広げて手の前でプレーさせればわかりやすい」と話しているのを聞いて「なるほど」と思い、さらにイメージし易いように、DF2人が広げた内側の手に紐を持たせ、紐の下にパスを通させないように指示しましたところ、劇的によくなりました。

DF2人は手を広げ、紐を持っているイメージで、その下にパスを通させないで、常に2人のDFが持っている紐の前でパスを回させるように仕向けるようにアドバイスしました。

途中、順番待ちをしていた2年生たちが「今は右を切ればいい。FWがスイッチしたら1stDFの体の向きも変えなきゃ」などと言い出しました。

それを聞いて、「そういう習慣が大事なんだ。ただ見ているのではなく、自分だったらどうするかと考えながら見る。そうすればどんどんサッカー頭が良くなる。授業も同じで、考えながら聴くのが大切だ」と話しましたら、彼女らは頷いていました。

最後に1vs1+GKのトレーニングを行い、以下の基本をアドバイスしました。

・今度はDFとGKが紐を持って紐の下を通すシュートは撃たせない。

・FWが切り返す瞬間は宙に浮き、足を出し易い状態にする。

・内側に切り返されるときに、FWに近い方の足の膝を抜いて伸ばせば届く距離と角度に立つ。

この練習はそれまでの1vs2や2vs2の練習が活かされていたようで、ほとんどシュートを決められることなく終わりました。

男子だけに教えるより、女子にも教えることによって新しい気付きを与えてもらえて、私の指導者としてのスキルがより向上される気がします。彼女らに感謝です。

今週末に強豪本庄第一高校との試合が予定されていますが、今日の練習でやったことが少しでも試合の中で表現できることを期待しています。