2017.11.30 単語テスト
本日、我がクラスで第18回単語小テストを行いました。

ここ3回は、選択問題ではなく単語を書かせる問題にしましたので、正解率がガクッと下がりました。

ほとんどの生徒が一桁得点の中、20点中16点と17点を取った仲良し女子2人に、どうしたら高得点を取れるのかを聞いてみました。

彼女らは、与えられた単語帳をそのまま使うのではなく、動詞、名詞、形容詞等の仲間ごとに分けてノートに単語を書いて覚えたそうです。

たったそれだけのことですが、そのひと手間をかけて勉強した彼女らが結果を残したことを大変うれしく思います。

サッカーにおいても、自分たちで工夫してトレーニングメニューを考えたり、セットプレーのパターンを考えたりと、言われたこと以上のことを生徒たちが考えて行動するようになったら、すぐに強くなるのでしょう。なかなか難しいとは思いますが。

1997年から1999年まで、ちょうど今頃、11月の下旬に、「National Training Center U-17」のトレーニングを見学に行っていました。当時トレーニングに参加していた高校生には、浦和レッズの阿部勇樹選手や名古屋グランパスの佐藤寿人選手がいました。

トレーニングを見学中、あるトレセンコーチの方が「福島さん、選手らは言われた通りのことをやるんですよ。でもね、Uー19の監督の清雲さんは、言われたこと以上のことを考えてプレーする選手を探しに来ているんです。それがプレーメーカーですから。それが中田英寿なんです。彼は、必ず試合のことを想定して、言われたこと以上のことをトレーニングに反映させていました。でも、彼のようなクリエイティブな選手はなかなか出てきません。教育のせいですかね?」と話しかけてきました。

そのコーチの勧めで1ヶ月後のU-12のトレーニングを観に行きましたら、子供たちは言われたこと以上のことを自分たちで発想してプレーしていました。

以前、浦和南でコーチをしていた若者が、私からすると考えに考えてプレーした生徒に対し「なに軽いプレーしてんだ!」と怒鳴ったことがあります。その際に、私は彼に「周りをよく見て考えてワンタッチでパスをしてミスをした彼に、あのような声掛けをしてしまうと、2度と彼は考えなくなるよ。足元にボールを止めて、ミスをしないようにすることだけ考えて、相手に読まれやすいプレーをしてしまう」と話しました。

彼は素直な男でしたので、その後、とても有能なコーチにになり、ここ数年は、若手教員に指導・助言をする役に抜擢されているとのことです。

「考えるのが好き」とか「工夫するのが好き」といった選手が増えれば、自ずとチーム力が上がって行きますし、学力も高くなるはずです。そんな本高サッカー部になったら最幸です。

2017.11.29 ACL優勝
浦和レッズがACLで優勝しました。

本高サッカー部員の何人かは、チケットを入手することができ、あの素晴らしい空間で応援することができたようです。

前回優勝した10年前、教え子の堀之内選手が決勝で活躍しましたが、怪我を負ってしまいクラブワールドカップに出場できなかったことはとても残念でした。

彼が出場することを前提にチケットを購入していた私は、彼の出場していない浦和レッズとACミランの試合を観戦するため、横浜まで足を運びました。

その試合で、ブラジル代表だったACミランのカカ選手が、いとも簡単に左サイドで坪井選手を振り切ったことに衝撃を受けました。

当時、堀之内選手から坪井選手の足の速さをよく聞かされていた私は、サッカーでの速さは、陸上の100mの速さとは別物だと改めて感じました。

先日、彼と会った際に、決勝でゴールを決めたラファエル・シルバ選手のふくらはぎが小さいという話を聞きました。ふくらはぎが小さいということは、走る際に、あまり足首を伸展させない、つまり拇指球で地面を蹴っていないという証明です。

本高サッカー部員のふくらはぎを観察してみますと、どちらかというと、あまり大きくない子が多い気がします。

100mはそんなに速くないけど、なぜか1vs1で簡単に抜けてしまう選手を我々は目指します。

ちなみに、堀之内選手はとても立派なふくらはぎの持ち主でした。彼の高校生時代、今みたいに教えていたらどうなっていたのだろうと時々考えることがあります。



2017.11.28 期末考査
明日から期末考査一週間前で練習がオフになります。

1年生の2人が、私が2年生サッカー部員数名を対象に行っている英語の補習に参加したいと申し出てきました。

勉強もサッカーも意欲が大切です。

自分から2年生の補習に出たいと言ってきた彼らは、必ずできるようになります。

サッカーも、やらされていた高校時代より、自ら上手くなりたくて取り組んでいる社会人の方が進歩することはよくあることです。

勉強のこともサッカーのことも、生徒と教師というよりも、同志としてお互いを高め合うような関係で話ができる生徒が、少しずつ出てきている気がします。これから益々そいういった生徒が増えてくる予感がしています。

2017.11.27 ラグビーでも
NHKの『奇跡のレッスン』で、ラグビーの前日本代表監督エディー・ジョーンズ氏がコーチ役を務めていました。

指導する都内のラグビー強豪校の練習を初めて見学されたときに「金曜日の居酒屋みたい」と話されていました。

必要な指示の声ではなく、ただ大声を出している印象があったようです。

17年前に、上尾高校で初めてサッカー部の指導をした際に生徒たちから「先生、アップで疲れます。特に頭が」と言われました。

エディーさんに指導を受けていたラグビー部員も、おそらく、フィジカル、メンタル両面で疲れを感じたのだと思います。

ラグビーに限らず、日本の多くのスポーツ現場では、コーチが必要以上に指示を出しています。

ですから、少年たちの多くは、指示されたとおりに動くことに慣れています。

サッカーは頭をフル回転させて行うスポーツです。指示されて動いている選手では、刻々と変わる状況に対応しきれません。

正しくサッカーをすることによって、学力は必ず向上するはずです。

私が担当している1年次で、先日行われた模擬試験の最上位者にサッカー部員がいました。

サッカーに一所懸命取り組んでいる子は勉強もできるようになります。また、私が勤務していたどの学校でも、そういう子が多かった学年は、必ずサッカーでも結果を残しました。

本庄高校サッカー部も、そうなりつつあるます。

私は、30歳を過ぎて現役に復帰し県リーグでプレーしましたが、指導者を経てプレーヤーに戻ったので、学生時代より指示を的確に出せるようになり「福島さんは口でサッカーしてるみたいですね」と後輩に言われたことがあります。

今日、生徒たちに話したのですが、1人性格の嫌な奴で、しかも上手い選手が試合に出ると、コミュニケーションがなくなることがしばしばあります。

ワンプレー終わる度にその男にダメ出しされ、チーム全体として、だんだん指示を出す空気が無くなったことを経験したことがあります。

ですから、試合の時以外の態度も大事だと彼らに話しました。

例えば、浦和南が全国ベスト16に進出した時のキャプテンは、自分の試合は午前中に終わっていても、夕方に行われる下級生の試合を観戦し、後輩がいいプレーをしたら「お前、上手くなったな」と肩を叩いていたそうです。そんなことをされた後輩は、頼まれなくても公式戦の時に必死に応援してくれるでしょう。

また、浦和市立が全国ベスト8に入った時の選手は、3年生の時に「高崎線下り組」と称して、下級生を誘って一緒に下校していました。

そういった形には見えにくいコミュニケーション力が、試合の結果に繋がって彼らは勝利したのだと思います。

また、そういった部活での経験は、社会に出てからの人間力にも繋がると考えています。

今後、先輩に気を遣って試合中に指示を出すことをためらっていた下級生が、伸び伸びとプレーしながら声を出すようになったとしたら、それは、上級生の人間力の向上のお陰だと考えていいでしょう。

テスト休み明けに、試合中や練習中の雰囲気が変わるかどうか、乞うご期待です!




2017.11.26 本日の試合
本日の練習試合vs寄居城北高校は2-2の引き分けでした。

前半のシュート数は13-0で圧倒的にボールを支配していましたが、後半、経験させるためにボランチの選手とサイドの選手を交代させたところ、途端にリズムが悪くなり、2失点しました。

試合前にスタメンで出場するキーパーに「マークの三原則」を確認しましたが、残念ながら答えられませんでした。試合中、あらゆることを想定して指示を出さなければならないキーパーが、未だに「マークの三原則」を頭に入れていないのが現状です。

試合後に、オランダサッカー協会が提唱する「TIPS」と「TIC」の話をしました。

サッカー選手にとって大事な要素は、Personality(性格)、Insight(賢さ)、Technique(技術)、Speed(身体能力)です。また、試合をする際に大切なのは、技術、賢さに加え、Communication(コミュニケーション)です。

2学期中間考査の成績がクラス最下位の1年生にCが何か推測させましたらCulture(文化)と答えました。その後にクラス1位の2年生が正解を答えてくれましたが、普段の授業を大切にし、教養を身につけることの大切さを感じさせてくれました。

これからは、試合前に「マークの三原則」に加え、TICの確認もする必要があるようです。

TIPSで1番は性格、次が賢さ、3番目に技術、最後に身体能力です。これを忘れてはなりません。

日本のトップで活躍している岡崎慎司選手、本田圭佑選手の突出した能力は「傾聴力」と「主張力」ですから。

2017.11.25 明日の試合
明日は10:00から寄居城北高校との練習試合が予定されています。

今日の練習には、監督の育英時代の同期で元Jリーガーの方が練習に顔を出して下さいました。

彼と監督がロングキックを蹴っている姿を間近で見るだけで、生徒たちにとっては勉強になると思います。

お二人に男子のトレーニングはお任せして、私は途中から第2グランドに移動して女子のトレーニングを見に行きました。

女子と男子の違いを考えることが指導者として勉強になるので、この環境に感謝です。

1vs1の練習で、ドリブルの際に足を上げながらではなく下げながらボールに触れるようにアドバイスしたところ、軸足より後ろでボールを触る生徒と、軸足より前でボールを触る生徒では、圧倒的に後者の方が突破する確率が上がることが確認できました。

前でボールをタッチする生徒は、骨盤が前傾している気がしました。一方、なかなかドリブル突破ができない生徒は骨盤が後傾気味で軸足で踏ん張ってからボールにタッチするように見えました。そのため、予備動作が感じられ、DFに対応されてしまうのかもしれません。

支持脚から遊脚に乗り込むようにボールタッチをするトレーニングが有効かもしれません。

昨日、私が走っていた際にすれ違った女生徒たちが「足音が大きくて怖い」と言っていましたが、乗り込むように走るとフラット接地になり、その際足音が大きくなるのかもしれません。地面を拇指球で蹴るように走ると、接地する際の音は小さくなりますが、後ろ足のふくらはぎを使うため、ふくらはぎが攣ってしまう可能性が高くなります。

男子と女子を比べると、男子の方がフォームがきれいで動きに力感がなく、重心の移動中にボールをコントロールしているように見えます。

女子もちょっとしたコツを掴めば劇的に動きが変わるはずです。どう伝えれば、そのちょっとしたコツを身につけさせることができるのか、今後の課題にしたいと思います。

来年から男女ともに同じ第1グランドで練習することになっていますので、男子の動きを間近で見ているだけで、女子の動きが変わるといいのですが。
2017.11.24 速くなった
1年生のFWの選手に「足が速くなったように見えるけど?」と声を掛けましたら、「速くなった気がします」という答えが返ってきました。

彼は、高校入学時は50mのタイムが7.0だそうですが、私の見た感じだと6.6秒くらいに見えます。

彼は、中学時代は、いつも試合中にふくらはぎが攣ってしまっていたそうです。攣らなくなるためのテーピングの仕方を保健室で聞いたこともあったほどよく攣っていたとのことです。

ところが、今は全く攣らなくなったそうです。

他の生徒たちも、かなり走りが速く見える子が増えてきました。走りだけでなく、トラップも上手になってきましたし、ここ数週間でものすごく彼らが向上しているのが分かります。

今日行った紅白戦後に監督の山田が「みんなが上手くなっているのがよく分かるのが嬉しい」と発言していましたが、このままのペースで進歩したら春先にはどのくらい上手くなるのだろうと楽しみでなりません。

本日の秋季大会vs進修館高校は2-2の引き分けでした。

後でグランド整備が大変になるこの雨の中、試合をさせて下さった進修館高校サッカー部のみなさんに感謝申し上げます。

試合の方ですが、攻撃はなかなか観ていて面白い試合でした。

今日のようにグランドコンディションが悪いと、踏ん張らずに走る走法が身につきつつある彼らにとって有利なのかもしれません。

また、球際の体の当て方や足の出し方等も、だいぶ上手くなってきたと感じました。

ゴール前で浮かしてシュートしたり、バランスを崩してもボールをしっかりミートできるようになれば、今日のような試合をものにできるようになると感じました。

一方、守備はまだまだ課題があると感じました。特に、キーパーが両足でしかジャンプしないので。相手選手に先に跳ばれてしまって競り負けるシーンがありましたので、日頃の練習でも片足でジャンプする練習をするようにアドバイスしました。

新チームになってまだ数試合ですが、毎回、次の試合が楽しみになりますし、新たに控えに入るメンバーもいたりして、チームが停滞せずにいることを日々感じています。
2017.11.22 部活見学
昨日、女子サッカー部に2人の生徒が見学に来ていました。

中学時代に運動部に所属していたのですが、きつい部活だったので、高校では運動部には入らないと決めたらしいのですが、体を動かしたい、運動したい衝動に駆られてしまったようです。

また、部活で青春したいと思うようになったそうです。

部活が学校生活において占めるウェートは少なからずあります。ですから、教え子たちの多くが教員になり部活指導をしてくれていることに大変感謝しています。