2018.03.31 ルール作り
女子バスケットボールの顧問の先生が昨日までの合宿の話をしてくださいました。

彼は「本庄高校の生徒は自分たちでルール作りができるから顧問のストレスがないよ」と話されたので、「例えば、どんなルールですか?」と私が質問しましたら、「スマホを合宿中にはいじらないとか」と答えが返ってきました。

中にはスマホ依存症のような生徒もいたそうですが、合宿中に、スマホから離れてみて、意外とスマホなしでいられるものだと感じたようです。

また、他校の生徒が練習後すぐにスマホを取り出している姿を見て、彼女らは違和感を持ったそうです。

「ルールは守るものでなく作るもの」という集団の方が成長するのでしょうね。

考えさせられました。
2018.03.30 文武両輪
今日、明日のオフをサッカー部員は有意義に使っているでしょうか?

私は、朝から学校で、ずっと英語教員として、来年度の準備で一日が終わってしまいました。

明日も学校に来て仕事をしなければなりません。

部活で4日間学校を空けてしまいましたので、その分の遅れをこの2日間で取り戻さなければなりません。

大変なように思われますが、私としては好きなサッカーを教えて、達成感に満ち溢れた生徒たちの笑顔を見られるのですから、少々時間を取られるのは気になりません。

生徒たちも、受験勉強とサッカーの両立で大変かもしれませんが、昨日、FC今治の事業部長が「結構忙しいのでメンタルやられてしまう奴もこの業界は多いですよ」と話していましたので、社会人になればいくつもの仕事を並行して行うのはよくあることなのでしょう。

ですから、部活動と勉強を並行して行える能力はを培っておくことは、将来の彼らにとって必ずプラスになるはずです。

監督の山田がサッカー部の三年生を送る会で毎年「あれがあるからこれができないといった、何かがあるから自分はできないという言い訳をしない大人になってほしい」というメッセージを卒業生に贈っています。

昨日会った浦和市立高校の教え子たちの先輩である元浦和レッズの堀之内聖君は、学年トップの評定でした。

彼は後輩たちに「どんなに疲れて帰っても、最低1時間は勉強してから寝る」と話していました。

憧れの先輩からその話を聞いた後輩たちは文武両輪を実践し、筑波大学、東京学芸大学等の国立大学に次々と合格しました。

尊敬する先輩の一言は教師の百の言葉より効き目があります。

後輩たちは先輩を見ています。尊敬する振る舞いをしている先輩には、必ず後に続く後輩が出てきます。

新3年生の誰がそういった存在になってくれるのか、楽しみにしています。

2018.03.29 教え子たちと
教え子たちに会いに秋葉原まで行って来ました。

さすがに3泊4日の遠征合宿を終え、3時間半の運転の直後に高崎駅から電車に飛び乗り秋葉原まで行き、会合時間より電車に乗っている時間の方が長いのでキツイかと思いましたが、気の置けない仲間との時間はとても楽しく、あっという間に時が過ぎました。

3人の浦和市立高校時代の教え子と、熊谷高校時代の大学生の教え子と5人で楽しい時を過ごしました。

1人はFC今治の事業部長で、本高の卒業生がFC今治の選手になってくれる日を楽しみにしていると言われました。

彼は本庄高校サッカー部監督の山田の大学時代の先輩なので、後輩のチームの選手が先輩のチームでお世話になるなんて夢が実現したら最幸ですね。

1人は東北楽天ゴールデンイーグルスの専属カメラマンで、明日が開幕だと言っていました。楽天のHP等の写真は全て彼が撮影したものだそうです。

彼は浦和市立高校から体育大学に進学したのですが、怪我をしてしまいサッカー部を辞め大学も辞めて突如カメラマンの道を目指しました。

それまでサッカーに注ぎ込んでいたエネルギーの全てをカメラマンの修行に向けて頑張っていたら、いつの間にか今の仕事に就いたそうです。

なんでもいいから夢中になってやったことがあれば、他の何かにも夢中になれるのだと改めて思いました。

大学生の教え子は、将来どんな仕事に就くか分かりませんが、大いに刺激を受けこれからの就職活動の参考になったことでしょう。
2018.03.29 キセキ
静岡に来て、あまりにシュートを決められないので、桑田真澄さんが以前話されていたキャッチボールのやり方について生徒たちに話しました。

桑田真澄さん曰く「ただなんとなく投げるのではなく、ボールの軌跡をイメージして投げる」のだそうです。

桑田さんは、ワーワー大声を出してキャッチボールをするよりも、そのことが大事なんだと話されていました。

同じようにシュートも、ただ撃つのではなく、ボールがどうカーブをしてゴールに吸い込まれて行くのかを予めイメージして、イメージに動きを合わせる作業をするように指示しました。

この話は生徒にとって腑に落ちたようで「キセキ」という言葉が試合中に頻繁に飛び交うようになりました。

監督の山田も「パスもシュートと同じで軌跡をイメージしなければ。今どういうイメージのボールを蹴ったん?」と試合中に生徒に質問していました。

シュートが決まると「イメージした軌跡通りか?」と声がかかったりしました。

今まで何も考えずにシュートを撃っていた彼らが、今まで使わなかった脳の一部を活性化させてシュートを撃つようになれば、決定率が上がるかもしれません。

今後の試合で検証してみたいと思います。
本日の試合の結果は、

vs富士市立高校A 0-2、2-0 合計2-2

vs富士市立B 0-0、0-2 合計0-2

vs富岳館A 1-0 2-2 合計 3-2

でした。

この四日間を通して、本庄高校サッカー部はかなり成長したと感じました。

高校生は3泊4日で成長するということは経験上、知っていましたが、彼らは予想を上回る成長を見せてくれました。

今日の会場の富士市立高校のグラウンドはロングパイル人工芝のピッチだったのですが、本庄高校サッカー部は、105×68の正規の広さでしかも人工芝のグラウンドなら、かなりの強豪校とも戦えるということを今日の試合が感じさせてくれました。

富士市立高校は、埼玉でいうとS2以上のレベルのテクニックがあると感じました。

前半、いとも簡単に2失点し、大量失点を覚悟しました。

ハーフタイムに、監督の山田は「慌てないで相手チームのようにドリブルをしながらパスコースを探せばいい。みんなはボールを止めたらとにかくパスをしなければと、必死に止まったままパスコースを探してからパスするから読まれるんだ」と話し、私は「このレベルのチームだと動きを見て反応したのでは間に合わない。彼らの頭の中を見よう。この試合は頭の中、つまり、相手の考えていることを読むトレーニングになる」とアドバイスしました。

後半、彼らは慣れてきたのか、頭を使い始めたのか、ボールポゼッション率が前半に比べて上がり、だんだんと本庄ペースになり、なんと2-2に追いついてしまいました。その後、ビッグチャンスが訪れましたが、それを決めることを勝利の神様は認めてくれませんでした。

次のBチームの試合も、3試合目も、よく機能的にパスがつながり、彼らの進歩を感じずにはいられない試合でした。

2年生が「疲れた〜」や「やり切った!」と富士市立高校との試合後に言っていましたが、おそらく、心地よい達成感があったのだと思います。

このスポーツで味わう自己肯定感が、勉強にも影響し、相乗効果になり、文武両輪(私の武術の師匠がよくおっしゃる言葉で、片方が回れば両方回るという意味です)になることを期待しています。
2018.03.29 文武両道
昨年より宿舎で勉強している2年生が多い気がします。

私もこの三日間で7〜8時間、来年度の準備のための予習を行いましたが、空き時間を上手く使えば、やる気次第で勉強はできるものだと思いました。

今年の3年生は、選手権二次予選まで残っていたメンバーは、結局、全員現役合格を果たしました。

2年生は選手権二次予選まで残ることを前提に、今から準備を怠らないのかもしれません。

おそらく今回の合宿中ほとんど勉強をしなかったと思われる1年生も、先輩たちの姿を見ているので、来年の今頃は勉強して空き時間を過ごすのでしょう。

そして、文武両道の伝統が引き継がれて行くのだと思います。
2018.03.28 静岡遠征3日目
本日の試合の結果は、

vs大磯高校 A 1-1、2-1 合計 3-2

vs須坂B 3-1、1-0 合計 4-1

vs 富士見B 0-0

vs 富士見A 0-0、1-2 合計 1-2

今日の試合を見ていて、たかだか3ヶ月で随分と上手くなるものだと感心しました。

冬休みに川越ウィンターフェスティバルで松山高校や熊谷高校のBチームと対戦した時に、1試合に4点、5点、7点と取られ落ち込むBチームのメンバーに「キーパーは蹴らずにパスをつなげ。ボールが上空にある時に誰の技術も判断力も上がらない。大事なのは目の前の試合に勝つことではなく、みんなの技術や判断力が向上することだ」と言ってから約3ヶ月、彼らは本当に上手になりました。

あの時目先の勝ちにこだわってキーパーに蹴らせ、判断の必要のないサッカーをしていたら、今日のようにテンポよくパス交換をするサッカーはできていなかったでしょう。

本庄高校に赴任して初めての定期考査の前に「どんな傾向の問題が出るんですか?誰が問題を作るのですか?」と質問してくる生徒たちの多さに驚きました。

それを知って目先の定期考査でいい点を取ったとしても、本当の実力は身につきません。

今回の遠征での生徒たちの成長を見て、教師が3ヶ月我慢して、地道に信じた道を進めば必ず結果になってくるということを彼らに分からせることはとても重要だと感じました。

7点取られた時は相当ストレスがかかっていたと思いますが、嫌な顔をせずにパス&トラップの技術を向上させてきた結果、パスをつないで楽しくサッカーができるようになってきました。

授業も同じように中間・期末考査のためでなく、生徒たちに本当の実力をつけさせてあげるのが我々教師の役目だと考えています。

その考え方が間違っていないことをサッカー部員たちが証明しつつあります
2018.03.27 静岡遠征2日目
本日の試合結果は、

vs吉原工業高校Aが0-2、1-3、合計 1-5

vs吉原工業高校Bが1-4、0-0、合計1-4

vs長野南高校Aが1-0、3-0、合計4-0

vs吉原工業高校Bが0-2、0-0 合計0-2

でした。

ミスからの失点が多かったとはいえ、それをキッチリ決める吉原工業のFW陣に脱帽です。予備動作のないいいキックをしていました。

彼らのプレーを盗み取ってくれたら良いのですが、、、。明日以降に期待します。

ところで、昨日の一発芸効果なのか、早速変化が見えました。

先ず、アップの前に全員でハイタッチを交わしていました。

先日試合をした秀明英光高校がやっていたのを見て、早速取り入れたようです。

また、4vs2の練習で、いつもは同学年で組んでやっていたのですが、今日は、どのグループも1、2年生が一緒にプレーしていました。

その光景を見ただけでも、この合宿の意義はあると感じました。

これからは、試合中のコミュニケーションが以前よりはるかに良くなって、チームワークの良い本庄高校サッカー部の試合をお見せすることができるはずです。

ご期待ください。

最後の試合が終わる頃に、前の慶應大学ソッカー部主将で、現在、Jリーガーの宮地元貴選手が吉原工業高校を訪ねてくださいました。

昨年度、4回ほど本庄高校に来て、私が女子サッカー部に2軸動作を教えているところを動画に収め、それをまとめ、彼の卒論に取り上げてくれました。

あまり長くは話しませんでしたが、最初に所属していた名古屋グランパス、次のチームの松本山雅FC、そして現在所属しているアスルクラロ沼津(ゴン中山さんと一緒に練習しているそうです)でのプロサッカー選手として感じた貴重なお話をお聞きすることができました。

ザスパクサツ群馬との試合には、みんなで前橋まで応援に行くと約束して別れました。

宮地元貴選手のようなナイスガイが試合で活躍する日が来るのを、いちサッカーファンとして心待ちにしています。

皆さん、アスルクラロ沼津と宮地元貴選手の応援よろしくお願いします!


今朝の散歩の際、昨夜遅くまで起きて騒いでいた部員がいたことに対し、監督の山田が、自身の高校時代のことを話しました。

彼は前橋育英時代、今回のようなフェスティバルには、必ずプロのスカウトが試合を観に来ていたそうです。

遠征でいいパフォーマンスを見せられなければ、スカウトの目に留まるどころか、すぐにBチーム、Cチームと落ちて行く競争の中でサッカーをしていたので、翌日の試合で最高のプレーをするために前日の夜をどう過ごすべきか考えていたそうです。

高校生の山田は、監督に指示されたわけではなく、自分の判断で行動していたわけです。

まさに「与えられるものは有限、求めるものは無限」です。

また、彼は部員たちに「高校時代、先生は本気でサッカーに取り組んでいた。みんなにも本気で何かに取り組んでほしい。それがサッカーでも勉強でもいいんだけど」と話しました。

浦和市立高校時代のサッカー部の私の教え子で、現在、原宿のカリスマ美容師になった男が、美容師を採用する面接で必ず「高校時代に本気で何かに取り組んでいましたか?」という質問をすると教えてくれたことがあります。

美容師の仕事は一見華やかですが、仕事が終わった後に深夜まで自分のスキルを磨かないと生き残れないのだそうです。

高校時代に本気で何かに取り組んだことのない人だと続かないのだと彼はその質問をする理由を説明してくれました。

山田はよく「自分は高校時代サッカーしかしなかったことを後悔している。もっと勉強もしておけば良かった」と言いますが、高校時代に本気で取り組むものがあった彼は、自分を向上させるための努力を怠らない癖がついています。

それは、彼が本庄高校図書館で1番本を借りているということが証明しています。

勉強もサッカーも与えられたことだけに取り組んでいた高校生が、いったいどんな大人になるか考えると、我々指導者がするべきことが見えてくる気がします。

「超一流」の環境でサッカーに取り組んできた山田の言葉は示唆に富んでいます。

その体験談を聞けるだけでも本庄高校サッカー部員は恵まれていると感じた朝でした。

2018.03.26 静岡遠征初日
本日の試合、vs長野高校は、35分×2、25分×2で、最初の35分に決定機を何度も外し0-0、次の35分に出たメンバーがコミュニケーション不足で、歯車が噛み合わず0-2、次の25分はDFとGKのコミュニケーションが取れず、バックパスを決められてしまい1失点、その後ミドルシュートで1-1にし、最後の25分は1-0でした。

25分×2のメンバーの試合の前に「練習していることを試合で表現できるように」と話したのですが、見事に練習でやっているプレーを彼らは披露していました。

羽生善治永世7冠曰く「一流は人の話を聞いて行動する」ですから、彼らは一流になりつつあるのかもしれません。

しかし、「超一流は人の話を聞いて工夫する」ですから、試合の中で言われたこと以上のプレーをする彼らを見てみたいですね。

これからみんなで夕食ですが、1年生が一発芸を食事の前に披露するそうです。その前に2年生が先ず見本を見せるそうです。

遠征前と後で、先輩後輩の距離が縮まる可能性大ですね。