2018.04.30 先入観
『バース・デー』という番組で大谷翔平選手を特集していました。

彼は18歳の時に「先入観が可能を不可能にする」と話していたそうです。

二者面談をしていると「国立大はどうせ無理」といったことを言う生徒がいますが、本当に無理なのか尋ねます。毎年あまり合格してないからとか、特進でないから無理といったことを、勉強をやってもいないうちから言います。

最初に赴任した学校で、生徒たちが県大会に出ることが凄いと思っていることに驚きました。県大会に出るのは当たり前と思っていなければ、なかなか県大会に出られないだろうと思っていましたが、結局、5年間で3回県大会にに進出し、そのうち2回はベスト16まで進みました。

世界中の野球選手とって漫画の世界でしかあり得ないと思っていたメジャーで二刀流は、彼が出現したことによって実現可能なものへと変わりました。

これからの野球少年たちは、メジャーで二刀流を目指すようになるに違いありません。

本庄高校サッカー部も、ここで県大会に出場すれば、それを見ていた下級生やこれから入ってくる生徒たちは、県大会は当たり前だと思うでしょう。

大谷選手は「成功するとか失敗するとか、僕には関係ないんです。それをやってみることの方が大事なんです」と言ったそうです。

昨日の秩父高校との試合の前に、小平奈緒選手は「究極の滑り」を目指していて、内村航平選手は「美しい体操」を表現することを第一に考え、「横型比較思考」ではなく「縦型比較思考」の傾向があるということを話しました。

彼ら超一流アスリートは、他人と比べることより自分の究極のパフォーマンスを求めることが大事で、結果は後からついてくるという考え方をしているようです。

本庄高校サッカー部も、勝つか負けるかよりも、自分たちのパスサッカーを主体としたアイデア溢れる観ていて楽しい本高スタイルを貫くことが大事だと思えるようになったら最高ですね。
久々のオフなので、今まで録り溜めておいたサッカー関連番組を見ました。

お気に入りの『FOOT BRAIN』という番組に東大卒のポーカー世界チャンピオンの方が出演していました。

彼の座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」だそうです。

負けて当たり前、勝ったらラッキーくらいの気持ちでいた方がミスを気にしなくなるということでした。

80%の確率で決められるシュートを外したら、20%がたまたま出たと思って、気持ちを切り替えられることが大事だと話されていました。

日頃の練習の成果を出し切ることが大事で、平常心でプレーして、結果までコントロールしようとしないのが肝要。

ミスをカバーしようとか、取り返そうと考えるのは良くない。普段通りにプレーすればいいとのことでした。

そして、格上にチームにはハイリスク・ハイリターン、格下のチームにはローリスク・ローリターンで臨むのがいいとのことでした。

3日に戦う農大三高は格上のチームなので、無難なプレーではなく、失敗を恐れずワンタッチプレーをすることが大切なんだと思いました。

また、「軸は無くていい。軸が1つだと臨機応変にプレーできない」と話されていました。

我々は軸を替えながら走り、球際でも軸を替えることによって、相手の力をいなし、軸を替えてシュートをするように心がけていますが、サッカーのやり方も型にはまらず、軸のないサッカーを目指したいと思います。

さらに、平常心を保つために「この試合負けたからといって、人生長いスパンで考えたらあまり関係ない。人生が終わるわけではない。それより、最善を尽くすことが大事。みんなが最善を尽くした結果、勝率も上がる」という考え方が大事だとも話されていました。

平常心で最善を尽くしたその先に、勝利というご褒美が待っているという気持ちでプレーできれば、結果も自ずとついてくるのではないでしょうか。

それだけのことをやって来ていますから。
インターハイ予選の後、午後2時からホームでクラブ レジェンド熊谷さんと30分×2、40分×2の試合を行い、最後の40分の残り10分で2点取られて負けました。

ずっと押されっぱなしのわりに、要所は抑えて無失点で凌いでいましたので立派だと思って見ていました。

こうやって中学生チームと試合をやっていただいて、本高サッカー部を知っていただく機会は貴重だと思いますので、次回試合をする機会がありましたら、膝抜きや地面反力に磨きをかけて、「やるな本高」と思われるようになれるといいですね。

インターハイ予選の秩父高校との試合を観戦されていた他校の先生に「強豪校より球際が速くて強いですね」と言っていただきましたが、1年生もあと3ヶ月もすれば、そう言っていただけるようになるのでしょうか。

夏休みのフェスティバルで、昨年のように前橋育英高校や浦和東高校といった強豪校と試合をして「球際が強い」と対戦チームの選手に思われたら大したものです。

そうなることを期待しています。
本日のインターハイ予選vs秩父高校は、2-0で勝利しました。

前半立ち上がり、緊張からか慎重にプレーするあまり、何度もピンチを招き、ペースを握れずに時間が経過しました。

ほとんどシュートらしいシュートを撃てないまま、ロスタイムに突入し、8番の球際で観衆を沸かせることができる男が、粘ってコーナーキックを獲得し、そのこぼれ球をチームキャプテンが気持ちで押し込み先制しました。

後半は終始押し気味にゲームを支配し、相手選手が何人も脚が攣るなか、本高サッカー部員は一人も脚がつる選手が出ず、球際で徐々に相手を圧倒し、心に余裕が出てきて、アイデア溢れるプレーも出て、本高らしいサッカーができました。

ダメ押しの2点目は10番を背負ったエースストライカーがループシュートを決め、役割をきっちりこなしました。

支部リーグ3部でいつもプレーしている仲間やOBや保護者、関係者の方々の応援に支えられ、部員全員が一丸となって戦うことができました。

私の熊高時代の教え子の親御さんもバナナの差し入れを持って応援に来てくださいました。本高サッカー部関係者以外の方にも注目していただけるようになってきましたので、そのご期待に応えられるよう、彼らには持てる力を全て出し切って、悔いの残らない試合をしてもらいたいです。

本日は暑い中、応援ありがとうございました。

次は農大三高と5月3日に対戦します。熊谷西高校グランド14:00キックオフです。

応援よろしくお願いいたします。

2018.04.28 サッカー漬け
今日は11:30~の女子サッカー部のインターハイ予選vs入間向陽高校の試合を観戦し、終わってすぐに学校に戻り、男子サッカー部トレーニングマッチvs本庄第一高校を観戦しました。

女子は入間向陽に0-8で敗退しました。男子は上級生が30分3本で0-4、1年生が30分2本で3-1でした。

女子のハーフタイムにマークの3原則の話をしました。マークする選手とゴールの中央を結んだ線上に立ち、ボールとマークの同一視野、裏を取られずにインターセプトがなるべくできる距離に立つという3つです。

男子もこの原則を知らなかったり、あるいは、知っていても試合中に忘れてしまっていたりすることがよくあります。

相手DFがロングボールを蹴ろうとして踏み込んだ瞬間に3mバックし、必ずマークする選手よりゴール側にポジションを取ること、また、裏を取られてしまった場合は、その選手を追うのではなく、その選手とゴールを結んだ線上に早く戻ることが大事だと話しました。

これが無意識にできるDFはいい選手です。

戻って来て、1年生の試合をフルで見られたのですが、試合中、相手の足をかけたりユニフォームを引っ張る生徒がいましたので、「たかが数日のトレーニングで、起こりのない動きをしている子がいたり、膝を抜きながら足を出してボールを奪っていた子もいた。でも、目先の結果のために、目指す目標を見失わないようにしてほしい。簡単に楽してボールを奪おうとする選手は、努力してステップワークや動きの素早さを身につけなくなってしまう。定期考査前にどこが出題するか聞きに来て、目先のテストの結果だけを求める生徒と大差ない。我々が目指しているのは、圧倒的な身のこなしで、みんなの動きが素早すぎて、相手選手が思わずユニフォームを引っ張ったり、故意のファールで止めるしかないようなプレーだ。そこを目指して行こう」と話しました。

これだけ話せば、試合中に細かいことを言わなくても、賢い1年生は理解してくれるでしょう。

私の教え子で元浦和レッズの堀之内聖君が、大学生時代、ある指導者の方に「堀之内の弱点はわざとファールができないことだ。人が良すぎる」と言われたことがあります。

その際に、私は「ブッフバルト選手はファールをしなくてもボールが奪える」と心の中で思いました。

我々本庄高校サッカー部はファールをしなくても、正当なチャージで、球際で圧倒的に勝つことを目指していますし、だんだんとそれができるようになってきました。

1年生にも「なぜかわからないけど、球際で相手が転んでしまった」という感覚を味わってもらいたいものです。

相手が肩を掴んで止めようとしても、それさえも膝の抜きで振り払って前に進んでいくメッシのようなプレーを彼らに望んでいますし、できるようになると信じています。



2018.04.28 新歓
昨日は新入生歓迎ハイクが行われました。
昨年から仮装可になりましたが、生徒会からの指示の範囲内で生徒らが工夫をこらして様々な格好をしていました。

ルールの範囲内で工夫をするのはサッカーも同じだと感じました。

行事もサッカーも、工夫してとことん楽しんでほしいですね。

サッカーで考える男は、行事でもどうすれば楽しめるか考えられる男でしょう。

監督の山田が、私と同じチェックポイントに立ち、生徒たちに「羨ましいな。俺は高校時代、サッカーしかやらなかったよ。楽しんでくれ」と言っていましたが、サッカーも行事も勉強も、バランスよくできることが、最終的に魅力的な男になることにつながると思っています。
2018.04.27 今週末の予定
明日は11:00から練習で、13:00頃から本庄第一高校とインターハイ予選組以外のメンバーで試合をする予定です。

1年生は初の対外試合をすることになります。

私は女子サッカ部の応援のため、朝から入間向陽高校に行きますので、1年生の試合を見られる時間に戻って来たいと思います。

明後日29日は、12:00から、児玉高校で秩父高校とインターハイ予選の試合がありますが、1年生はクラブ レジェンド熊谷と14:00から練習試合が予定されています。

1年前は中体連のチーム(児玉中、美里中、熊谷大原中)に負けたり、引き分けたりしていましたが、今年の1年生はどうなるでしょう?
2018.04.26 軽い動き
女子サッカー部の顧問の先生と男子サッカー部の8vs8のトレーニングを見ていた時に、「男子の動きは軽い」と言われました。

踏ん張り感がなく、スッと動き出す彼らのプレーを見て、そう思われたようです。

私は見慣れてしまっているので、あまり感じませんが、それでも、時々、思わず声をあげたくなる驚愕のプレーが飛び出します。

今日は監督の山田のビューティフル・ボレーを見て歓声をあげました。

ところで、最近、体育の時間に50mのタイムを計測しているそうですが、男子サッカー部の生徒のタイムが異常に速いので、「計測ミス?」と思ってしまいました。

しかし、計測の仕方を聞いて少し納得しました。

計測する先生が、スタートする生徒が動き出した瞬間にストップウォッチを押して測っているのだそうです。

一般の生徒は動き出した瞬間に「起こり」が入り、それから前に動き出すのだと思いますが、サッカー部員は、膝を抜き、地面反力を利用して走り出しますので、一般の生徒が前方へ動き出すタイミングでサッカー部員は足が一歩前に出ているはずです。

後でサッカー部員全員のタイムを聞いて昨年のタイムと比較してみたいと思います。

平均0.5秒速くなっているようでしたら大したものです。

1年生の中には、既に6秒台前半で走る部員がいるようですから、2軸走りを会得したらどうなるか楽しみです。
2018.04.26 応援練習
本日、1年生は2年生の指導のもと、応援の練習をしました。

2年生が手本に見せる声と比べ、どこか照れがあり、元気に欠けていました。

自己紹介の時の様子からすると2年生を凌駕する元気溢れる応援をすると思っていましたが、逆に指導する2年生の姿が逞しく見えました。

練習終了後に「1年生は、こんな応援の練習をするためにサッカー部に入ったんじゃないと思っている人もいるかもしれないけど、あの長友佑都選手でさえ、明治大学の1年生の時に太鼓を叩いて応援をしていた。彼は応援してくれる人の気持ちが分かってプレーしているだろうし、ピッチに立てずに応援する仲間の気持ちも背負ってサッカーできる人だと思う。何より、今与えられた仕事を一所懸命できる男は、将来、彼のように必ず成功する人間になれると思う」と話しました。

応援してくれる1年生が熱くなれるような試合が29日のインターハイ予選でできることを期待しています。

今日は女子サッカー部はオフなので、最初から1時間半ほど男子の1年生につきっきりで2軸の指導をしました。

腿前に力を入れたり、拇指球で踏ん張ったりする動きをしていた生徒が、だんだんと「起こり」のない動きをするようになるのを見るのは気分がいいものです。やっている彼らはもっと気持ちがいいのでしょう。

骨盤が後傾していた子が前傾させることができるようになると、自然と重心も移動するようになり、スムーズな動きができるようになります。

「膝の抜き」と「アウトエッジ」の感覚はだいぶ分かってきたようですので、次の課題は「股関節外旋」だと感じました。

ターンのときに進行方向の股関節を外旋させないと重心の移動がスムーズにできませんし、拇指球で踏ん張りながら無理やり股関節だけ頭から命令を出してコントロールしようとすると、彼らのいう「銃で撃たれた人」になってしまいます。

一瞬、身体の動きが静止画になって軸足で踏ん張りつつ遊脚の股関節を外旋させようとすると、銃で撃たれた人のようになります。生徒は面白い表現をするなと感心してしまいました。

上手くできない子が恥ずかしがって一番後ろで目立たないようにするのではなく、みんなで楽しく笑いあって、失敗をしても気にしない雰囲気が今年の1年生にはあります。

それだけでも彼らは強くなる素養があります。

また、やる気のある生徒は、早速フットサルシューズに履き替えて練習をし、メキメキ上達しています。そんな彼を見て、周りの生徒もフットサルシューズで練習するようになれば、浦和南時代に教えていた1年生のように、県のトップの実力を身につけてしまうのではないかと本気で思い始めました。

今日、通院のため休んでいた2人が、今日の練習で動きが変わった友人たちを明日の練習で見て、焦るかもしれません。

そのくらい動きが今日1日で変わりました。

ただ、それが試合の中で無意識に使えるようになるには時間がかかるのですが。