2018.05.31 小テスト
本日、私のクラスで20点満点の語法・文法小テストを行ったところ、平均点が10.3点(特進クラスが10.5点)だったのですが、サッカー部員5人(マネージャーも含め)が全員19点以上、そのうち1人が満点でした。

私はいつも8割(16点)以上得点した生徒の名前をクラス全員の前で発表しているのですが、今日は教育実習生が行ったため、発表がありませんでした。

すると廊下ですれ違いざまにマネージャーの生徒が「先生、初めて16点以上取れました!」と笑顔で報告してくれました。

彼女は14点や15点は取ってたことがあったのですが、なかなか16点を取ることができずにいました。

不思議なもので、1度壁を越えてブレイクスルーすると、次々とできるようになります。

そして、何度もできるようになると、それが当たり前になってきます。

高校生活の中で、こういったプチ・ブレイクスルーを何度も経験するうちに自信がつき、何をやっても上手くできる(できるまでやり抜くことができる)ようになることを経験することはとても大切です。

そして、彼女が何気なく伝えてくれたときの笑顔が教師にとっては最高の贈物です。

生徒の達成感に満ちた笑顔が教師の原動力になります。あの笑顔を見ると疲れが吹っ飛びます。

マネージャーも含め、サッカー部の「やる気エネルギー」が他の生徒に伝わってくれたら最幸です!





2018.05.30 エネルギー
本高新聞で、複数の新しく赴任された先生が、本高生についての印象を「大人しくていい子だがエネルギッシュな子がいない」といったことをコメントされていました。

今、体育祭を前にして、チアコン(チアリーディングコンペティション?)の練習で朝早くから一所懸命生徒らは頑張っています。

上記のコメントをされた先生方も、その変貌ぶりに驚かれているでしょう。

試合中に喉を枯らすことはなくてもチアコン練習では喉を枯らすということがありました。

授業中にシャドーイングといって音声の後について音読するトレーニングを行っていますが、「リスニング」かと勘違いするほど声を出せない子もいます。

チアコンで絶叫している姿を見て、「チアコンに部活も授業も負けたくない」と毎年思います。

野村克也さんが、「今は天才ばかりで、コツコツ基礎トレーニングを積んで努力した選手が少なくなった。私はテスト生として入団し、初めて指導者から評価されたのは手のひらにできたマメの多さだった」と話されていました。

時間をかけて基礎を身につける努力をするより、定期考査前をワークブック丸暗記で乗り切ろうとする彼らに、地道に努力すれば目標を達成できること感じさせてあげたいです。

少なくともサッカー部員たちだけでも、地道な努力の先にあるものを見てほしいです。だから、部活指導も週二回の補習指導も頑張ります。

サッカーも英語も、もっと勉強せねば!
本日、1年生に「どのトレーニングがやりたい?」と聞きましたら、「シュート」という声が多かったものですから、最初にシュート練習を行いました。

ゴムチューブを両膝のやや上で結び、肘と背中で箒の柄をはさみ、足を後ろに引けないし、上半身を捻られない状態にして、軸足から蹴り足(支持脚から遊脚)への切り替えを意識させ、腿前の筋力を使わないキックのトレーニングを行いました。

たかだか数回の練習で、彼らのキックが格段に向上しているのがよくわかりました。

特進クラスの生徒がスーパー講義や、模試のため休んでいたときにやったせいか、特進の2人と他の生徒で、キックの質が違ってきた気がします。

だからといって、このまま特進クラスの生徒が遅れを取るかどうかは、わかりません。彼らのやる気次第です。

私が浦和市立高校でBチームのメンバーに、今1年生に教えているような基礎基本(あの頃より私の教え方はかなり進歩している気がします)のトレーニングをさせていたころ、ふだん教えていないAチームの生徒が「今日は先生に何を教わった?」とBチームの生徒に聞いて、練習が終わった後にBチームの練習を個人的にやり、その子の方が、なぜか上手くなっていることがよくありました。

シュート練習の後に、2vs2や1vs1+カバーリングや、2vs1の中で、足の運び方や足の出し方等の細部にわたるアドバイスをしましたが、彼らはよく意識をしてトレーニングをしているようで、みるみるうちに動きが格好良くなってきました。

使えるスペースが限られていますが、そんな環境でも、彼らは日毎に良くなっています。

U-16の試合が楽しみです。

2018.05.28 英語科研修
今日は英語科指導力向上研修のため出張でした。

質問の仕方等、英語の授業だけでなくサッカーの指導にも役立つことが多いと感じました。

同じ教室に前任校のサッカー部の教え子がいたのですが、彼の学校は英語教育に力を入れているらしく、今日、私が新鮮に感じたことも、彼にとっては既知のことだったようです。

彼の成長を感じ、とても嬉しく思いました。彼は教師になってまだ3年目ですが、本人にやる気があり、環境が良ければ、どんどん人は成長するのだと思いました。

本庄高校サッカー部も、やる気がありさえすれば、環境は整っていますので、2年もすれば大きく変わります。

彼は今は女子ソフトテニス部の顧問だそうですが、人柄が良いので、女子ソフトテニス部顧問の先生方に良くしていただいているそうです。

いつか北部に帰ってきて、サッカー部の顧問になってくれたら嬉しいと強く感じました。

行田での研修の後、熊谷で一緒に食事をし、最新の私の2軸トレーニングの動画を見せましたら、一所懸命にメモを取っていました。

彼は英語の指導者としてもサッカー指導者としても一流になるに違いないと思いました。

彼は母校の熊谷高校に赴任したいでしょうが、その前に本庄高校に来てくれたら最高ですね!
2018.05.28 試合結果
27日(日)の試合結果をお知らせします。

1年生のvs熊谷大原中学は30分×2+20分×4を行い、2-0、3-0、4-0、5-0、2-0、2-0でした。

膝抜きタックル、軸の切り替えシュート等、トレーニングで身につけたことを発揮でき、彼らは達成感を得たと思います。

6月2日に行われるU–16の初戦が楽しみになってきました。

午後から鴻巣上谷総合公園で行われた社会人県リーグ2部にCap FCさんとの試合は、40×2+25分で0-3、0-6、1-2で大敗しました。

このレベルのチーム相手ですと、まだまだ守ってカウンターのサッカーではないと全く通用しないことが分かりました。

パスを繋ごうと試みるものの、失敗を恐れて丁寧にやろうとして読まれ、潰され、何もできずに終わりました。

試合後に監督の山田は「なかなかみんなが日頃試合をしている高校のチームで、こういったパスサッカーをしてくるチームはないので、いい経験になったとプラスに捉えよう。自分たちが目指すサッカーはこういうサッカーなので、今日経験したことを次に活かそう」と話し、私は「9点取られたうちの数点がテスト明けのコンディション不良が原因だとしたら、社会人の皆さんを見習う必要がある。彼らは週末の試合に備えて、それぞれが毎日走って自己管理して試合に出られる体を作っている。体育祭の翌日にリーグ戦があるが、コンディション不良で動けないことがないように」と話しました。

以前、浦和市立高校が選手権予選で浦和実業高校に足元をすくわれそうになったことがありましたが、あの時は前日が文化祭で、集中力を維持できずに試合に入ってしまいました。

2日の試合で本高イレブンの本気度が試されます。
2018.05.26 1vs1+GK
本日のトレーニングで、先日北部3部リーグチームで先日小川高校との試合前に行ったトレーニング(1vs1+GK)を、まず1年生で行ってみました。

今日が初めてだったせいか、意識はしていても、どうしても体がコントロールできていない子が何人もいました。

北部3部リーグ組と比べると落ちますが、初めてにしては、なかなか良かったと感じました。

1年生の後に、北部2部リーグチームで同じ練習を行いましたが、思った以上に悪かったです。

いつもスタメンで出場しているキーパーは10月まで弓道部に在籍していましたので、1年次にこのトレーニングをやったことがないので、今日、初めてこのトレーニングを行いましたので、指示が出せない(とういうより、瞬時に判断し、それをすぐに言葉に出す習慣がない)ので、まだまだ時間がかかりそうです。

逆に言うと、その部分が改善されれば、まだまだ失点の可能性は大幅に減らせるのだということがよく分かりました。

以前、高校jの後輩であるマリノスの8番の中町選手がいいサイドバックの条件を聞かれ「運動量の多いサイドバックがいいと思われがちですが、頭のいい選手です」と応えていましたが、全てのポジションに通じていると思います。

川口能活選手が中学生の時に、いいゴールキーパーはどういうゴールキーパーかと尋ねられた際に「シュートを真正面に打たせて取るキーパー」と応えたそうですが、まさにこの1vs1+GKのトレーニングの目指すところです。

内側に抜かれないようにDFにポジショニングをさせ、キーパーの正面に打たせて取ることができれば、ほとんど失点はしません。

実際、私が社会人2部リーグでプレーしていたとき、素人キーパーでしたが、いい指示を出して真正面に打たせていたので、ほとんど失点をしませんでした。

明日の試合で、もし今日やったトレーニングのような場面が出てきたときに、どう対処するのか楽しみです。

ふだん「覚えよう、覚えよう」で楽して勉強している生徒には、ちょっと難しいかもしれません。

簡単な問題でも、常に考えて解こうとする習慣がある生徒は、考えるサッカーの吸収が速いのではないでしょうか?

日常がサッカーに出ます。

面倒くさいから覚えちゃえばいいという学習習慣の生徒にとって、考えるサッカーをするのは面倒なことかもしれません。

「考えるのが好き」という生徒が多くなったときにサッカー部は強くなるはずです。

文武両輪ですから。
いよいよ自分の担任しているクラスで、来週から「フリーアドレス」を開始します。

生徒が登校し、教卓の上にある座席表の好きな場所に自分の名前を貼り、そのに座る方式です。

与えられたものに慣れている彼らが、まずは一日の始まりで、自分で座席を選ぶことから判断が始まり、受け身でない生活をする彼らがどう変わって行くか乞うご期待です。
2018.05.24 今週末の試合
今週末27日(日)は鴻巣上谷の人工芝のピッチで埼玉県社会人2部リーグのチーム『Cap FC』と15:00から試合を行う予定です。

私が浦和南高校で指導していた時に、当時一緒に指導していた若手コーチが監督のチームです。

彼は、私が2軸指導を始めたばかりの頃の浦和南の生徒の動きを体で覚えているはずですので、今回、そのメンバー(インターハイに埼玉県第二代表として出場)と本庄高校の生徒の動きを比べてもらって、彼に感想を聞きたいと思います。

彼自身、2軸動作の研究をしていますので、本庄高校イレブンが2軸的感覚で動けているかどうかは一発で見抜くはずです。

高校時代、彼は選手権全国ベスト16のチームのキャプテンで、彼以外にも、浦和南時代に県の決勝まで行った時のメンバーがチームに在籍しているようですので、どの程度抵抗できるのか、楽しみです。

先日、数学のカリスマ教師に「数学の難しい問題は、簡単な問題の組み合わせでできている。だから、簡単な問題をただ覚えて解くのではなく、考えて答えを導き出すことによって、難しい問題も、考えれば解けるようになる」と言われましたが、サッカーも、力量の劣る相手と試合をする際に、身体能力の差で試合をしてしまうのではなく、常に考えて組織としてアイデアを出しながら試合をする習慣があれば、少々強い相手と試合をしても、何とか抵抗できる気がします。

以前、横浜フリューゲルスに在籍していたチェローナ選手と話をした際、「いい選手は、相手が強くても弱くても10点満点で7点を出せる選手。山口素弘はそういう選手。○○は10点を出す試合もあれば1点のときもある。だからいい選手ではない」と話されていました。

相手はかなり格上ですが、失敗を恐れず、チャレンジして本高らしいサッカーができればいいなと思います。

同じ日に、1年生は、熊谷大原中で試合を行う予定です。

昨年のこの時期に今の2年生が試合をして五分五分の試合でしたが、はたして今年はどうなるでしょう?

2018.05.23 謝っとけ!
時々、試合中に指導者の方がファールをした選手に「謝っとけ!」と叫ぶことがありますが、違和感を覚えます。

まるで「謝っておけば、ファールしてもいいんだ」と聞こえなくもありません。

社会人のチームでプレーしていた時、興奮した後輩が、相手チームの選手の背中めがけて飛び膝蹴りを入れたことがあります。

わたしは激怒して「彼が大怪我をしたらお前は彼の人生を負えるのか!ふざけるな。熱くなったで済まされる問題ではない」と言ったことがあります。

浦和市立高校サッカー部の顧問をしていた時、遠征先のホテルのロビーで生徒と言い合いをしたことがあります。

生徒が「〇〇高校は、審判のジャッジに対して文句を言うのに、我々はなにも言わないから、だんだん相手チームに有利な笛になる。特に若い先生が主審のときは。僕らも判定に対し、もっとアピールした方がいいと思います」と言ってきましたので、私は「俺とお前のサッカー観に隔たりがある。俺はズルいことをしてまで勝ちたいとは思わない」と話しました。

当時のJリーグ審判だったレスリー・モットラム氏の講演の通訳を仰せつかった際に、彼にその話をしましたら、彼は「君は誰にサッカーを教えているんだ?」と私に質問してきましたので、「高校生です」と応えましたら、彼は「負けてしまえばいい。南米のサッカー界では、マリーシアといってバレなければズルいことをしてもいいという考え方があるようだが、私はagree(同意)できない」と強い口調で言いました。

結局、その代は選手権2次予選に進出できませんでした。

ですが、その代のメンバーは、日本サッカー協会審判部、電通サッカー事業部、FC今治事業部長、TBSアナウンサー等、様々な分野で活躍しています。

高校時代にフェアプレー精神を培ったことが、彼らの仕事に活かされていることを願って止みません。

フェアプレーを貫き、正々堂々とプレーすることを第一に考える本庄高校サッカー部であってほしいです。

堀之内氏とのランチを終え、次に向かったのは、浦和第一女子高校です。

平日なのに妙に静かだと思ったら開校記念日でした。

幸いお目当の数学の先生は出勤していて、お会いすることができました。

教師として駆け出しの頃、毎夜夕食を共にし、教育について語りあった方です。

今年度理型クラスを担任している私としては、何かヒントをいただけると思い、約1時間、数学についてお話を伺いました。

彼は、同じ問題を解くのでも、覚えるのと理屈で解くのでは全く違う、また、理解したつもりで覚えこむのもダメだと話されていました。

考え方が大事で、問題の背景を理解しなければならないのが数学だとのことでした。

一女を後にして、次に川越高校のカリスマ数学教師だった先生のお宅にお邪魔しました。そこで約1時間半、数学の話をお聞きしました。

彼は「覚えろ、覚えろは楽してやる奴には有効。中学時代に覚えることに慣らされてしまっている」や、「難しい問題は簡単な問題の組み合わせ。簡単な問題で考える癖をつけるようにする」と話されていました。

オシム元日本代表監督やFC今治の監督の吉武さんが数学が専門ですが、サッカーに通じるところが数学にはあると感じました。

中間考査が終わったら答案返却がありますが、解答用紙を受け取って結果だけ見て一喜一憂するだけの生徒と、間違った箇所を、なぜ間違えたのか考えて、次に繋げられる生徒では、後者の方がサッカーが上達するのは必然です。

言われたことしかできないサッカーでは限界があります。

ランチから始まり約5時間、ふだんあまりできない会話をすることができ、大変刺激を受けました。