本庄高校サッカー部は走り込みや筋トレなどのフィジカルトレーニングを行っていません。

サッカーはサッカーをすることによって必要な体力をつけるのが理想だと考えています。

以前、サッカー強豪校がふくらはぎが攣(つ)らないように、ウェイトを抱えて爪先立ちでぴょんぴょん跳ねるトレーニングをしている話を聞いたことがあります。

ふくらはぎの腓腹筋を鍛えることによって攣らないようにするのが狙いだと思います。

本庄高校サッカー部の考え方は真逆で、ふくらはぎを使わないように走ったりステップする動き方を学び、その結果、ふくらはぎが攣らなくなります。

母指球で地面を蹴らずに、足趾で鼻緒をつまむような感覚で足を離地します。すると前脛骨筋にテンションがかかり、足が自然と前に出るようにするのが狙いです。

昨日、食事会参加のため往復約4キロ50分歩きましたら、夜中に前脛骨筋が攣って目を覚まし、しばらく眠ることができませんでした。

無意識に前脛骨筋を使って歩く癖がついているのだと思います。

来月7日に年に1回のサッカーの試合に参加する予定ですが、ふだんフットサル等で体を動かしている同世代の仲間よりキレのいい動きができれば最高です。

翌日に体のどこに筋肉痛が出るのかも興味があります。

腿裏や背中や前脛骨筋が痛くなれば正解です。

2018.06.29 ベルギー
決勝トーナメントの日本の対戦相手がベルギーに決まりました。

16年前に、FIFAワールドカップ日本組織委員会埼玉支部で働いていましたので、埼玉べニュー(開催地)で試合を行うチームのチームマネージャーさんたちと何度もお会いして、ホテルのこと、練習場のこと、交通手段等、様々なことに関して打ち合わせを行いました。

スウェーデン、イングランド、カメルーン、サウジアラビア、ベルギーと5か国のチーム関係者とお会いしましたが、ベルギーの方が、どの方もとても人柄がよく、好感が持てましたので「どうしてベルギーの人はいい人ばかりなのですか?」と質問をしましたところ、「小国で、いつもどこかの国に攻められていましたので、誰とでも仲良くしようとする国民性があるのかもしれません。大英帝国で、他国を植民地にしてきたイングランドとは違って当然ですよね」と言われました。

あの時は、日本vsベルギーは2-2で引き分けでしたが、今では、あちらはFIFAランク3位、日本は61位と、大きく水をあけられてしまいました。

先ほど廊下で会った女子サッカー部の1年生に、「ベルギーの選手は動き方が良いからよく観察しておいてね。特にアザールという
10番の選手には注目です」と話しました。

彼女らは「ワールドカップの一流選手は二軸でプレーすることが多いですよね」と返してきました。

何も聞いたこともなく教わったこともなければ、「なんとなく凄い選手」と感じていたプレーヤーの動きを見て、なぜ速いのか、なぜディフェンダーが止められないのかかが、少しはわかるはずです。

そんな「見る目」を身につけてくれるだけでも、彼ら彼女らに二軸動作を教える価値があるのではないでしょうか?

Round16の日本vsベルギー戦を観戦する方には、結果に一喜一憂するだけでなく、選手の身体操作の違いにも注目して見てもらいたいですね。



今日も自分で英語の読み物を和訳している生徒たちから質問を受けました。

一所懸命努力している彼女らに「これだけやればできるようになるよ」と話しましたら、「こんなにやっても結果が出なかったらどうしようと思っています」という応えが返ってきました。

私は「勉強でもスポーツでも、本気になり始めてすぐには結果は出ないよ。我々サッカー部だって、今1年生は戦術にも2軸動作にも一所懸命取り組んでいるけど、U-16の試合は2連敗だよ。でも、夏休みが終わるころには必ず強くなるはず。勉強もスポーツも本気でやり始めてから最低3ヶ月はかかるよ」と話しました。

すぐに結果を求める生徒には、長い目で取り組めば必ず成長するということを、身近な大人が伝えてあげなければならないのでしょうね。

担任するクラスでの英語の小テストで、8割以上の点数を獲得する生徒の数がかなり多くなってきました。

みんなで競い合って教え合って、なかなかいい雰囲気です。

サッカー部のマネージャーが最高得点を叩きだし、他の女生徒に「打倒○○(マネージャーの名前)」と言われていました。

何事も一所懸命になると、顔つきまで変わってくる気がします。

サッカー部のメンバーも夏休みの前と後で、顔つきが変わるくらいにいい経験をしてもらいたいです。

2018.06.27 主体性
最近、授業の後に質問に来る生徒が増えました。

自分で勉強して、どうしてもわからないところを聞きにくる生徒が増えました。

今までは、授業中、白板に書いてあることを必死にノートに書き留めて、それを定期考査前に暗記するという勉強をしていた彼女らが、自分でまずはやってみて、納得がいかないところを質問してきて、納得して帰るという作業を始めました。

サッカーも同じで、ただ教わったことをやろうとしているだけでは、なかなか強くなりません。

自分で考え、いいサッカーを見て勉強して、質問して、納得するという作業をする子は伸びます。

明日、日本代表はポーランドと決勝トーナメント進出をかけて戦いますが、練習風景の映像を見る限り、監督やチームメートとディスカッションをしているシーンを見かけます。

ハリル教官が教えてくれることだけを必死に遂行しようとしていた頃と比べると、自分たちで臨機応変に考えてやっていることが好成績につながっているのかもしれませんね。

勿論、ハリル氏が様々なことを伝えてくれたからこその今があるのだと思いますが。
20年以上前、初めてスポーツクラブの門を叩いたとき、インストラクターの方に「サッカーをやっているならすぐにできますからエアロビをやってはいかがですか?}と勧められるままにエアロビの一番上のクラスに参加した結果、自分の運動神経のなさに驚きました。

インストラクターの方が私に寄って来て「苦戦していましたね」と声を掛けてきました。

私はその日以来、そのスポーツクラブに通うのをやめました。

そして、数か月後に引っ越しをしたのをきっかけに、別のスポーツクラブでリベンジしようと考え、エアロビの初級クラスに参加しました。

エアロビの動きやリズムに徐々に慣れ、初級者クラスからスタートした私ですが、いつのまにか上級者クラスにも参加できるようになりました。

エアロビが上手くなるにつれ、左足で蹴るのが上手になりました。

エアロビクスは一遍に両手や両足を脳からの命令を出さずに動かす癖がつくので、それまでできなかったことが簡単にできるようになりました。

上尾高校時代は、エアロビの真似事をサッカー部員たちにもさせたことがありますが、幼稚園からサッカーをやっている子に限って苦戦していました。

恐らくサッカー以外のスポーツをやったことがなかったのだと思います。

スポーツは全身のバランスで行うものですから、エアロビを経験したらサッカーがより上手くなったのは頷けます。

エアロビクスにも飽きて、その後にトライしたのがラテンエアロビクスでした。

エアロビクスを数年間経験し、私のふくらはぎの筋肉(腓腹筋)は、かなり立派なものになっていて、自慢のふくらはぎでした。

ところが、ラテンエアロを始めて感じたのは「ふくらはぎが役に立たない」ということでした。

サンバ、サルサ、ランバダの軽快な音楽に合わせて、インストラクターの先生が踏むステップの速さに全くついて行けませんでした。

私がステップを踏んで、筋肉に力が入ったころには、インストラクターの先生の足は次のステップに向かって動き始めていました。

あの頃は、先生と私の違いは何なのかさっぱりわかりませんでしたが、今思うと、「反力」を使った動きと、「筋力」の動きの差だったのだと思います。

ワールドカップの強豪国の選手のふくらはぎに注目していただけるとわかると思いますが、ネイマールなどの超一流選手の下腿(膝から下)は日本人のそれより細く長く見えます。

反力で足を動かす選手は拇指球を使わず、腓腹筋に力が入りません。

その結果、ふくらはぎがすっきりして見えるのだと考えられます。

ラテンエアロのインストラクターの先生の体幹はくにゃくにゃでした。

ネイマールを見ていると、あの「くにゃくにゃした体幹」を思い出さずにはいられません。

2018.06.24 本日の試合
本日のU-18北部支部リーグ3部vs深谷第一高校Bは0-4で負けました。

1年生のU-16vs桶川高校は0-1で敗退しました。

負けはしましたが、前節より確実に成長している彼らを感じました。

球際の一歩目の速さやボールを奪う時の足の出し方など、この2ヶ月での成長を感じました。

また、座学で学んできた戦術の成果も所々で感じました。

監督の山田も「2年後の選手権の予選の時に力を発揮できるように力を積み上げて行こう」と話していました。

周りの大人が長い目で見守ってくれている彼らは必ず2年後に力を発揮してくれるはずですし、そうなると信じています。

これから益々戦術の勉強をして夏休みの終わりの頃には劇的に変わっている彼らを見るのが楽しみです。

明日からは期末考査1週間前でオフになりますので、切り替えて勉強をしっかりやって、サッカー部員の文武両道ぶりを示してほしいです。

2018.06.23 ざるに水
今日の授業中に「ざるにに水を注ぐような勉強をするな」と話しました。

勢いよく水を注げば、ざるでも水を満たすことができますが、すぐに流れ出てしまいます。

定期考査の前に教科書ガイドやワークブックに書いてあることを丸暗記しても、何も残らないと話しました。

授業の後に、期末考査に出題予定の読み物の訳し方について女子2人が質問に来ました。

訳し方となぜそう訳すのか説明した私に、1人の子が「先生、今回、和訳が配られていないから大変ですけど、この方がいいかもしれません。自分で必死に辞書を引いて訳そうと努力しますから」と嬉しいことを言ってくれました。

私は彼女らに「君たちが今やっていることはざるの目を小さくしたり、ざるの目を埋める作業だと思うんだ。自分で苦労して訳そうとして頑張った結果、水をたくさん注がなくても、溢れないから水が溜まっていく。それが知識となって次の勉強に活かされる」と話しました。

その後に児玉高校に移動してハーフタイムにサッカー部員にもざるの話をしました。

「山田先生がいくら君たちに戦術の話を注ぎ込んでも、君たちが考えて、指示の声を出したりしてざるの目を小さくする作業をしないとダメだ」といった内容の話をしました。

本庄高校の生徒は大人しく素直です。でも、自分を出そうとしません。監督の山田が「声を出して自分のところにパスが来なかったら、『何で出さないんだ』と怒鳴るくらいが普通だと思うのに、この子たちは要求する声すら出さないのは何でなんでしょう?」と疑問を呈していましたが、ふだん、大人しく高校生活を送っている彼らが、ピッチ上だけで自分を出すのは難しいことなのかもしれません。

私自身、優等生で先輩に全くたてつかなかった中学時代は、試合中にほとんど先輩に向かって指示を出せませんでした。高校生になってからは、学校全体の雰囲気もサッカー部もともに、たとえ後輩であっても言いたいことを言う空気がありました。ですから1試合終えると声が枯れてしまうことがありました。

学校の空気が変わったらサッカー部が変わるのか、サッカー部が変わり、学校全体に影響を与えて活発な空気が醸成されるのか、後者に期待しています。

2018.06.23 本日のU-18
本日のU-18北部支部2部リーグvs熊谷高校Bは2-1で勝利しました。

2点とも素晴らしいパス交換から得点することができ、確実に攻撃の形はよくなってきました。

ただ、試合中に声が出ないのは致命的で、特に、ディフェンス時に指示の声が出せれば簡単にボールを奪えるシーンで、声が出せないために突破を許してしまうことが何度かありました。

攻撃は阿吽の呼吸でいい形を作っていますが、守備ではそうはいきません。

静岡遠征の時はあんなに声が出て活気があったので、また夏合宿で一発芸をやる必要があるのではないかと思ってしまいました。

試合が終わってすぐにトンボ返りして学校に戻り、校舎内でトレーニングしていた生徒に、1年生にやらせたことのあるコーディネーショントレーニングをさせたところ、不格好なフォームでしかできない生徒が多いのに驚きました。

まだまだやれべきことが多いと感じました。

1年生は、校舎内のトレーニングの後に、サッカー戦術(英語版)の勉強をしました。

回を重ねる毎に英語に対する意識が高まっていく彼らが頼もしく思えました。

明日のU-16の試合で、今日勉強したことが役に立ったら最高です。
2018.06.23 今週末の予定
本日は土曜授業がある日ですが、U-18北部支部2部リーグメンバーは、13:00から児玉高校にて熊谷高校Bと対戦します。

明日は3部リーグvs深谷第一高校はアウェイの深谷第一高校で10:00キックオフです。

U-16の第2節vs桶川高校は、農大三高で15:00キックオフです。

期末考査に向けて生徒たちはサッカーだけでなく、勉強も頑張っています。

私が担当しているクラスでは、小テストで毎回サッカー部員が8割以上得点し「サッカー部はよく勉強をやっている」と他の部員から思われています。

サッカー部発で学校全体が文武両道になることを期待しています。
2018.06.22 股関節伸展
今日、1年生のキックを見ていて、お尻を後ろに突き出すように蹴っている子が多かったので、もっとへそを前に出しながら、重心を前に移動させて蹴るようにアドバイスしましたが、なかなかコツが掴めなそうでしたので、椅子を2脚用意して、その上に1人の生徒を仰向けに寝かせ、腰のあたりが宙に浮くようにさせて、その上に他の生徒が座っても耐えられるに力を入れさせ、後ろの筋肉を使っていることを確認してから、今度は「軸足の股関節を伸展させながら、重心が前に行くように」とアドバイスしましたら、かなり良くなりました。

この蹴り方ができると、軸足の50cm前にあるボールを、軸足を置き換えないで蹴れるようになります。その結果、相手に読まれづらくなり、インターセプトされる確率が低くなります。

ワールドカップの試合を観ながら、同じような蹴り方をしている選手を見つけられたら上手くなるのがより早くなるのだと思います。