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録画しておいたNHKの『アスリートの魂』にラグビー日本代表の俊足ラガーマンの福岡堅樹選手が取り上げられていました。

50mを5.8秒で走る彼の走り方について、大学の先生が足首のスナップを利かせていると話されていました。

馬と似ているともおっしゃっていました。

我々常歩研究会の常歩とは、馬の歩き方のことを意味します。

地面を踏んで膝が伸び切る前に膝を抜いて足を前に進める走りです。

多くの人は地面を蹴り切って走りますが、本庄高校サッカー部では、接地したらすぐに反力を利用するとともに膝を抜くように走ることを意識しています。

ですから、拇指球で地面を蹴らなくなるので、中学生の時にふくらはぎが攣っていた生徒が攣らなくなることがよくあります。

福岡選手の走りは上手く膝を抜いているように見えます。

おそらく彼は足首のスナップを意識して走ってはいないと思われます。

結果的にスナップを使っているように見えますが。

以前、バルセロナにロマーリオというブラジル人の選手がいましたが、彼は小柄な体格で大きなセンターバックをいとも簡単にブロックしてプレーしていました。

それを見た、当時スペイン在住の友人が「ロマーリオは踏ん張っているから当たり負けない」と言っているのを聞いて、その当時指導していた上尾高校サッカー部員に、砂場で踏ん張る練習をさせたところ、怪我人が続出してしまいました。

球際で相手をブロックするときに、スタンドで観戦していた友人には、ロマーリオが「踏ん張っている」ように見えたのでしょうが、実際のところは膝を抜いていたのだと思います。

我々指導者は「主観と客観のずれ」を常に意識して指導する必要があります。

生徒が私の真似をしたつもりでも、似て非なる、いや、むしろ全く逆の体の動かし方をしていることがよくあります。

そこをアドバイスできるようになるには時間がかかります。

生徒で自分でそういった動きができる子でも、教えると難しいようです。

今日、新たに『要は足首から下』という本を図書館に寄贈しましたが、そういった本を読んで、自分で体を動かし確認して、苦労して身につけた動きは、必ず武器になります。

勉強も同じですね。

苦労せずに、定期考査の前に塾で与えられた過去問を解いたり、先生にどんな問題が出るのか聞いて、楽して勉強して、たとえ定期考査を乗り切れたとしても、すぐにメッキが剥がれます。

本当の力は、苦労して身につけるものです。それを生徒たちに伝えていきたいです。


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