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小田伸午先生の著著『一流選手の動きはなぜ美しいのか』によれば、下を向いて上方目線(上目遣い)にすると眼球を動かす目の周りの筋肉が緊張し、頤(おとがい)を出すようにして下方目線にすると眼球は下に落ちて目が緩む感じになり、その結果、身体の無駄な力が抜けるとのことです。

また宮本武蔵は『五輪書』に「常の目よりすこし細き様にして、うらやかに見る也 観(かん)の目つよく、見の目よわく見るべし」と書いています。

ボールを直視・凝視する目付けではなく、ボールをゆるやかに見て、ボールの気配を察知する感覚で見ることを剣術の用語で「遠山の目付け」といいます。

観の目は相手の奥(遠い山)を見るようにして、相手の動きに心の目を向けます。「近きを遠く見る」感覚です。

ボールを見ろ。相手を見ろ。指導者は簡単に見ることを強制してしまいがちですが、日本のサッカーの父と言われるデットマール・クラマー氏は、「物を見るのは魂であり、目それ自体は盲目である」と語られたそうです。

失敗を恐れてプレーしている選手にはなかなかできません。どうしてもボールをじっと見てしまいます。じっと見るのではなく「何となく見る」感覚をみんなが身につけられたら最高です。

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