2017.09.17 腓腹筋
本日の練習は、雨のためグランドが使えないので、誰もいない校舎内で走りと筋トレを行いました。

走っているときの生徒たちのふくらはぎを観察してみますと、ほとんどの子の腓腹筋が発達していないことに気づきました。

いい傾向です。拇指球をあまり使っていない証拠です。

エメルソン、ラファエル・シルバ、カメルーン代表、バスケのマイケルジョーダン、速い選手はふくらはぎがシュッとしています。

反転からのスタートダッシュのトレーニングでは、反転の際に軽く上にジャンプしてから回転をする子はほとんどいません(何人かはいます)。

上にジャンプする生徒は、軽く拇指球を使っているはずです。

では、多くの部員がどう反転するかといいますと、膝を抜き、重力によって身体が沈み込んでいくときに反転しています(以前、古武術の甲野善紀氏が、この動きを野球のピッチャーの牽制球に応用し、桑田真澄投手に伝授し話題になりました)。

そして、床に足の裏が接地した瞬間、パッと床をフラットに踏んで、その反力を受けるやいなや膝の力を抜き、重心の移動が始まるという一連の動きを無意識に行っています。

ですから、彼らの動き出しは速そうに見えないですけど速いです。

ふつうは、床に足裏が接地した後に「タメ(予備動作、武道では『起こり』と言うようです)」を作りながら拇指球で床を強く押し、その反動で動き出します。ですから、腓腹筋が発達します。

この動きは力感があるため速そうに見えます。でも、実際はそうではありません。

Jリーグ草創期にサンフレッチェでトレーナーをされ、風間監督に請われフロンターレで大久保選手を覚醒させた西本直氏は「体作り」より「動き作り」を提唱されていますが、ユース年代では動き作りが大事だと彼らが結果を残すことによって教えてくれたら最幸です。



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