2017.09.30 女サカ観戦
久々に女子サッカー部の試合を観ました。

ときどき女子のプレーを見ることは私にとっても勉強になります。英語の得意な生徒に教えるのと、苦手な生徒に教えるのでは、教えるポイントが違うように、女子のプレーを見ることによって、男子の指導をしているときに分からなかったことに気づかされたりしますので。

上手だった三年生たちと比べて、何が違うかと考えながら観ていましたが、一番大きな違いは、踏ん張るか踏ん張らないかだと感じました。

ボールにタックルするとき、動きながらボールを蹴るとき、体の向きを変えるとき、様々な場面で軸足で地面を踏みしめながらプレーする選手が多い気がしました。

ボールにタックルするときは軸足を踏ん張って足を出すよりも、全身を宙に浮かせて重心の移動を利用した方がかわされた時のリカバリーが速くなりますし、相手に読まれにくいからボールにヒットする確率が上がります。

動きながらボールを蹴るときは、軸足で踏ん張ってしまうと上体のバランスが崩れボールに体重が乗りません。軸足を地面から外し宙に浮きながらボールをヒットした方が、パワーが伝わるはずですし、シュートはキーパーに読まれにくくなります。

体の向きを変えるときに片足の拇指球で踏ん張ってターンすると、どうしても遅くなります。膝を抜きながら宙に浮いて体全体を一挙に回す感じがいいと思います。教え子の堀之内聖君が浦和レッズでまだ出場機会に恵まれなかったときに、サテライト(2軍)の監督の柱谷哲二さんに「ターンのときに肩、股関節、脚という順番で向きを変える(この動きだと拇指球に荷重されるはずです。左にターンするなら右足の拇指球、右にターンなら左足の拇指球)のではなく、肩と股関節(腰)を一緒に向きを変えるようにというアドバイスを受けたそうですが、拇指球で踏ん張ったらその動きはできないはずです。

男子サッカー部員は「Turn with the Ball」が上手い選手が増えましたが、ボールに触れながら体は宙に浮いています。

近い将来、男女共に第一グランドで練習するようになりますので、自然と女子も男子の上手な選手の真似をして、膝を抜いて宙に浮く感覚を身につけ「ナイスターン」と叫びたくなるプレーをするようになることを期待しています。

関連記事