2017.10.03 キック
今日のトレーニングでロングキックを行っていた部員たちを見て、随分と上手くなったと思いました。

昨年春に赴任した時、彼らのキックを見て、蹴り足の筋力に頼ったバランスの悪い蹴り方をしていると感じました。

蹴り上げるというより、蹴り足に乗り込むような力感のない蹴り方ができる生徒が多くなりました。

以前南米出身の元Jリーガーにロングキックのコツをお聞きした時に一言「バランス」と言われました。当時は何のことかさっぱり分かりませんでしたが、今では納得できます。

1995年にブラジルに浦和の高校生を連れて行った時に、元セレソンの方に同じようにキックについて質問しましたら「お前、サンバ踊れるか?」と聞かれましたので「いいえ」と答えましたら「じゃあ無理だ」と言われました。

彼は、キックは筋力でなく全身のコーディネーションが大事だと言いたかったのだと思います。

もしかしたら、最近、サッカー部員が熱心に取り組んでいるパワーロープが、彼らのロングキックにいい影響を与えているのかもしれません。

先日、浦和南高校のゴールキーパーコーチに「キックが飛ばない子が飛ぶようになるにはどうしたらいいのですか?」と聞かれましたので、「脇に黄色と黒の工事用のバーを挟んで蹴らせれば、その子はおそらくバーを折ってしまうはず」と答えました。蹴り足の腿前の筋力で蹴ろうとすれば、軸足の拇指球で地面を踏みしめ、上体を捻って蹴ると思われますので、蹴り足でボールを蹴った直後に「バキッ」という音と共にバーが折れる可能性大です。

おそらく本高サッカー部には「バキッ」と折ってしまう子はほとんどいないと思います。


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