小平選手が、オリンピックレコードを出した直後に、ライバルの韓国のイ・サンファ選手のことを気遣って、口元に人差し指を当て、観衆に静寂を促しました。

彼女は「次にスタートする選手がいる前で大騒ぎをするのはフェアじゃない」と話していました。

大騒ぎをして少しでも観衆を味方につけ、ライバルのペースを乱してやろうと考える選手もいる中で、彼女の行動は本当に立派で、世界一に相応しい選手です。

イ・サンファ選手の記録を上回り、自分の金メダルが確定した後に、小平選手はイ・サンファ選手に歩み寄り「今でもあなたのことをリスペクトしている」と告げたそうです。

浦和市立高校時代、あるサッカー部員に「相手の〇〇高校は、試合中に主審に文句を言って、僕らは何も言わずに黙々とプレーするから、だんだんと相手贔屓の笛になる。特に若い先生が主審の時は相手にペースを握られてしまう。僕らもジャッジに対して声を出した方がいい」と言われ、「そんなことで負けるなら負けてしまえばいい。ずるいことをしてでも勝ちたいとは思わない」と話したことがあります。

その数週間後、Jリーグの審判をされていたレスリー・モットラム氏の講演の通訳を頼まれた際に、彼にそのことを話しましたところ「君は誰にサッカーを教えているのだ?ユースの少年たちだろ。審判に見えないところでファールをすることをマリーシアと言って奨励する指導者もいるが、私はそれに賛同できない」と言われました。

本庄高校サッカー部は、相手チームや審判をリスペクトする集団であり続けてほしいです。

ただ自分のベストのプレーをすることに集中することができる小平選手のような立派なスポーツマンになることを期待しています。
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